2015明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第15節が7日に行われ、ガンバ大阪とヴィッセル神戸が対戦した。
2位のG大阪は、3日に行われた第10節の延期分で鹿島アントラーズに2-0で勝利。しかし、首位の浦和レッズが柏レイソルと引き分けたため、神戸との一戦に敗れて浦和が勝利した場合には今節にもファーストステージ優勝を奪われる状況となった。
G大阪にとっては絶対に負けられない一戦。3分、右サイドでFKを獲得すると、遠藤保仁のクロスから今野泰幸がシュートを放ったが、ここはGK山本海人がなんとか防いだ。
続く20分、宇佐美貴史のパスに抜けだしたパトリックがキーパーと一対一になったが、シュートまでは持ち込めなかった。
一方の神戸もチャンスを作る。41分、チョン・ウヨンのFKから小川慶治朗がヘディングシュートを放ったが、ここは枠を捉えきれなかった。このまま0-0で前半を折り返す。
後半立ち上がり、最初にチャンスを迎えたのはG大阪。47分、右サイドの宇佐美がファーサイドにクロスを供給すると、飛び込んだ倉田秋がダイレクトボレー。しかし、ここはわずかにクロスバーの上に外れた。
攻勢に出るG大阪は、60分に倉田を下げて大森晃太郎を、71分にはパトリックに替えて赤嶺真吾を投入する。
81分、G大阪がパスワークからチャンスを作ると、ペナルティエリア左でパスを受けた阿部浩之がダイレクトでシュートを放ったが、山本の正面だった。
その後も猛攻を仕掛けるG大阪。後半アディショナルタイムには途中出場のリンスが決定的なシュートを放ったが、山本が守るゴールを割ることはできなかった。
このまま試合終了を迎え、0-0のスコアレスドローに終わった。
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