優勝を果たした浦和のペトロヴィッチ監督(右) [写真]=野口岳彦
2015明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第16節が20日に行われ、浦和レッズはヴィッセル神戸と対戦し、1-1で引き分けた。この結果、勝ち点を38に伸ばした浦和のJ1ファーストステージ優勝が決まった。試合後、チームを率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督がインタビューに応えている。
引き分け以上で自力優勝が決まる一戦。前半にMF梅崎司のゴールでリードを奪いながらも、終盤に退場者を出して同点に追いつかれた。後半アディショナルタイムにはひやりとさせられる場面もあったが、ペトロヴィッチ監督は「非常に難しいゲームであったと、非常にハードなゲームで、相手も強い相手であった。こういったアウェーでの逆境を乗り越えて、我々はこうして優勝を迎えられて非常に嬉しく思っています」と、厳しい試合を乗り越えての優勝に笑みを浮かべた。
無敗で優勝を成し遂げられたことについては「我々はとにかくこの瞬間から、また再びゼロから始めていきます。そういう意識で戦っていきたいと思います」と、既にセカンドステージを見据えている様子。
昨年は長らく首位に立ちながらも、最後に優勝をさらわれてしまった。昨年との違いについては「昨年との違いは我々が決定的なミスを減らしたということです。今年は特にそういったミスが少ない。それが我々の勝ち、引き分けにつながったと思います」と、優勝の要因を述べている。