清水、ユース出身の長沢駿がG大阪へ完全移籍「感謝の気持ちしかない」

長沢駿

G大阪への移籍が決まった長沢駿 [写真]=Getty Images

 清水エスパルスは8日、FW長沢駿がガンバ大阪へ完全移籍することを発表した。

 移籍に際して長沢は、クラブを通じて以下のようにコメントしている。

「プロとしてエスパルスに加入して8年半、ジュニアユースからを含めると15年間エスパルスにお世話になり、感謝の気持ちしかありません。今回、ガンバ大阪に移籍するにあたり、すごく悩みましたが、短いサッカー人生の中でチャレンジしたい気持ちもあり、監督やクラブが自分のことを一番に考えて背中を押してくれて決断しました。これまで、あまりチームの力になれなかったことは残念ですし、厳しい状況の中、移籍することに対しては本当に申し訳なく思っています。これまで長い間、いつも温かく応援いただき、本当にありがとうございました」

 また、移籍先のG大阪にもクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「この度、ガンバ大阪でお世話になることになりました長沢です。昨シーズンのチャンピオンチームに加入することができ、大変光栄に思っています。高さを活かしたプレーやポストプレー、またクロスに合わせる形など自分の特徴を積極的にアピールしていきたいと思います。全身全霊を尽くして、早くチームの一員として認めてもらえるように頑張りますので、これからよろしくお願いいたします」

 現在26歳の長沢は清水のジュニアユースから順にステップアップし、2007年3月の柏レイソル戦でトップチームでのデビューを飾った。2011年以降は、ロアッソ熊本、京都サンガF.C.、松本山雅FCへの期限付き移籍を経験し、2014年から清水に復帰していた。今季は2015明治安田生命J1リーグ・ファーストステージの14試合に出場し、1得点を挙げていた。

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