川崎フロンターレは16日、同クラブに所属していたFWレナトが中国スーパーリーグの広州富力へ移籍したことを発表した。
現在26歳のレナトは、2012年にコリチーバから期限付き移籍で加入すると、主力として定着し翌年川崎への完全移籍を果たした。今季は17試合に出場し、9ゴールを記録。J1リーグ戦の通算成績は104試合出場で37得点となっている。
移籍に際してレナトはクラブを通じて以下のコメントを発表した。
「自分と家族にとっても時間のない中でのとても難しい移籍の判断でした。とにかく来日してからの自分の人生に関わって下さった全ての方々に心から感謝しています。本当に素晴らしいサポーターです。今はとても幸せに思ってます。この日本での約4年間の人生はとても特別な時間でした。ここで得た貴重な経験は一生忘れません。日本の文化の中で沢山の事を学ぶ事が出来ました。自分でもこんなにも早く日本から離れる事になるとは想像もしていませんでした。皆さんの優しさ、愛を自分も家族も感謝しています。これからはフロンターレのサポーターとして応援をしています。この4年間の中でタイトルを獲れなかった事に関しては謝らなければなりません。本当であれば何か一つでもチームに形としてもたらさなければならなかったと思っています。それだけが唯一の心残りです。皆さんが自分や家族に与えてくれた優しさや愛情に心から感謝しています。どうもありがとうございました」