横浜F・マリノスに所属するMF中村俊輔が、直接FKで通算18ゴール目を決めて、J1歴代最多単独トップに踊りでた。
2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第3節が19日に行われ、横浜FMはガンバ大阪と対戦。1-2で迎えた後半アディショナルタイムに、MF中村俊輔がペナルティエリア手前中央でのFKを、枠の左上隅に直接突き刺して、土壇場で引き分けに持ち込んだ。
中村は、直接FKでのゴールがJ1通算18点目。17ゴールで並んでいたG大阪の遠藤保仁を上回り、単独トップとなった。
試合後、フル出場した中村は、「2点入っちゃってからは、ある意味開き直った」とコメント。「(G大阪の)後ろ2枚、宇佐美(貴史)くんとパトリックがいて、それをファビオとボンバー(中澤佑二)に任せて、前から行けたのが良かった。ラフィ(ラフィーニャ)が入ったっていうメッセージはみんな分かったと思う」と、同点に追いつけた理由を分析している。
セカンドステージは未だ勝利のない横浜FMだが、引き分けという結果に同選手は、「それを良しとするかは、今後の過ごし方次第だと思う。プラスに考えなきゃいけない」と語ると、「マリノスは6位とかそこら辺にいてはいけないチームだってのは、僕ももちろんそうですけど、チームが自覚をもってやっていけたらと思います」と、チーム一丸となって上位浮上を誓った。