2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第5節が29日に行われ、浦和レッズとヴァンフォーレ甲府が対戦した。
無敗でファーストステージを制した浦和は、20戦目に土がつくと、そこからまさかの2連敗。セカンドステージは13位に沈む。対して、甲府はセカンドステージで1勝1分2敗の12位につけている。8月2日に初戦を迎えるEAFF東アジアカップの日本代表メンバーからは、浦和のGK西川周作、DF槙野智章、MF柏木陽介、FW武藤雄樹、FW興梠慎三が先発出場している。
試合は16分、浦和の高木俊幸が右サイドからペナルティエリア手前中央に切り込んでシュート。しかしこれは惜しくもクロスバーに直撃し、ゴールとはならなかった。33分には左サイドからのクロスに、興梠がニアサイドに飛び込み頭で合わせるが、しっかりミートせず枠の右に外れた。立ち上がりから主導権を握っていた浦和は38分に先制する。甲府の阿部翔平が自陣エリア内で岡本拓也にファールを犯し、浦和にPKを献上。これを阿部勇樹が、落ち着いてゴール右隅に沈めた。前半は、浦和の1点リードで折り返す。
後半に入って46分、浦和は右サイドからのクロスに、武藤がゴール前に飛び出して合わせるが、シュートはわずかに枠の左に逸れた。さらに56分、エリア内左の武藤の落としを受けた関根貴大が、右足を振り抜くが、シュートはGK河田晃兵にセーブされた。58分には、右サイドからのパスに反応した高木が、エリア内右からシュートを放つが、これも河田に阻まれた。
主導権を握っていた浦和だったが、65分に同点弾を許す。左サイドでボールを受けた伊東純也が、中央に切り込んでエリア手前中央から右足を振り抜くと、シュートはゴール右隅に突き刺さり、甲府が同点に追いついた。
3試合ぶりの勝利が欲しい浦和は、終盤に攻勢を見せるも、勝ち越し点を奪えないまま試合終了。浦和は1-1で甲府と引き分けに終わり、4試合勝利なしとなった。
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