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中澤と遠藤が語る互いへの想い…J1通算500試合出場を同日達成へ

2015.10.16

あと1試合でJ1通算500試合出場を達成する中澤(左)と遠藤(右)[写真]=Getty Images

 長年にわたって日本サッカー界を牽引してきたDF中澤佑二横浜F・マリノス)、MF遠藤保仁ガンバ大阪)の両選手が、10月17日の明治安田生命J1リーグ2ndステージ第14節でJ1通算500試合出場を同時達成する見通しとなった。

 二人の偉大なJリーガーが、奇遇にも同じタイミングで大きな節目を迎えることになりそうだ。これまでJ1通算500試合出場を達成しているのは、GK楢崎正剛名古屋グランパス/600試合)、MF伊東輝悦(AC長野パルセイロ/517試合)、DF山田暢久(元浦和レッズ/501試合)の3選手のみ。ここに今週末、中澤と遠藤の名前が加わることになる。

 中澤は三郷工業技術高専からブラジル留学を経た末、1999年に練習生からヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)との契約を勝ち取り、同年3月13日に等々力陸上競技場で行われた1st第2節のセレッソ大阪戦でJ1初出場。先発フル出場で2-0の完封勝利に貢献した。

 一方、鹿児島実業高から1998年に横浜フリューゲルスへ加入した遠藤は、同年3月21日に横浜国際総合競技場で行われた横浜マリノスとの“横浜ダービー”でJ1初出場。兄・彰弘との対戦でプロとしての第一歩を刻み、2-1のVゴール勝ちで白星スタートを飾った。

 記念すべきデビュー戦から中澤はプロ17年目、遠藤はプロ18年目の記録達成となる。日本代表としてワールドカップに出場した両選手。遠藤は日本代表最多となる152試合に出場し、中澤も歴代4位となる110試合で日の丸を着けている。ともに日本サッカー界の先頭を走り続けてきた二人は同じタイミングでの記録達成に何を感じているのだろうか。今回は長くチームを取材する担当記者に、お互いへのメッセージを特別に聞いてもらった。

遠藤「佑二は非常にプロ意識が高く、体調管理などいろいろなところで努力している選手だと思います。代表でも長い間一緒にプレーしましたが、本当に素晴らしい選手。彼もあまりけがをしないし、DFとして常にリーダーシップを発揮している選手なので、そういう選手と同じように試合を積み重ねて来たのは、僕としても非常にうれしい。まだまだ(楢崎)正剛さんなどの大先輩は、さらに上の数字を行っているので、先輩たちに負けないようにお互いやっていければと思いますね」

中澤「ヤットは僕よりも2つ年下で、同じ試合数なのはすごい。高卒でコンスタントに試合に出場して、移籍しながら試合に出場してきた。代表でも長くプレーしていたし、G大阪ではACLにも出場している。僕よりもハードスケジュールなので比べることはできない。実は二人とも血液型が同じAB型で、先日J1通算600試合出場を達成したナラさんもAB型。なのでAB型のサッカー少年は大志を抱いてほしいですね(笑)」

 中澤、遠藤ともに今シーズンもリーグ戦全30試合にスタメン出場し、チームの大黒柱としてプレーしている。二人の出場試合数は今後も積み上げられていくことになるだろう。まずは週末のゲームで、両者の偉大なる記録達成を大いに称えたいところだ。

中澤佑二のJ1通算記録
出場/得点=499試合/31得点
先発出場数=498試合(フル出場=491試合)
通算出場時間=45,199分
通算勝敗=221勝120分け158敗
J1初出場=1999年3月13日 1st第2節 vs C大阪(等々力)
J1初ゴール=1999年4月10日 1st第6節 vs 名古屋(等々力)
主な表彰歴=JリーグMVP(2004年)、Jリーグベストイレブン(1999年、2003年、2004年、2005年、2008年、2013年)、Jリーグ新人王(1999年)

遠藤保仁のJ1通算記録
出場/得点=499試合/98得点
先発出場数=486試合(フル出場=461試合)
通算出場時間=44,334分
勝敗=243勝92分け164敗
[J2通算=33試合5得点(先発=33試合、フル出場32試合、通算出場時間=2,955分、通算勝敗=20勝8分け5敗)]
J1初出場=1998年3月21日 vs 横浜M(横浜国)
J1初ゴール=1998年8月1日 vs 鹿島(横浜国)
主な表彰歴=JリーグMVP(2014年)、Jリーグベストイレブン(2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2014年)

※データは2015年10月16日現在。

取材協力=下薗昌記藤井雅彦

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