J2降格の清水、今季3度目の謝罪文を掲載「努力が足りなかった」

　清水エスパルスは18日、J2降格が決定したことについて、クラブ公式HP上に謝罪文を掲載した。清水が謝罪文を掲載するのは、今年7月と9月に続いて3度目のこととなった。

　17日に行われた2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第14節で、清水はホームでベガルタ仙台に0－1で敗戦。同日の試合で年間15位のアルビレックス新潟が松本山雅FCを2－0で下し、勝ち点差が16に広がったため、3試合を残してJ2降格が決定した。

　清水の左伴繁雄は、「私どもはJリーグ創設時の「オリジナル10」と言われるクラブの中でも唯一の市民クラブ。その伝統と歴史あるクラブを降格させてしまうこととなり、選手だけでなくコーチングスタッフ共々努力が足りなかった結果だと真摯に受け止めている」と歴史あるクラブを降格させてしまったことについて、ファン・サポーターへ謝罪の言葉を述べた。

　また、「移籍マーケットに出遅れてしまい、適切な補強が出来なかったことも、この結果に繋がっている。目指すサッカーを定義し、それに沿った監督やコーチングスタッフ、選手の編成が出来ていなかった」と降格の原因を挙げた。

　メッセージの最後で「来シーズンは、日本一の練習量を以って走力・ファイティングスピリットを鍛え上げていきたい。清水エスパルスのサッカーの戦意を磨き込み、1年後にはまたJ1の舞台に戻ってくる」と述べ、1年でのJ1復帰を誓った。