2015明治安田生命J2リーグ第40節が8日に行われ、カマタマーレ讃岐と大宮アルディージャが対戦した。
首位の大宮はこの試合で勝点を獲得し、2位ジュビロ磐田と3位アビスパ福岡の結果次第でJ1への自動昇格が決まる。一方、自力での残留を目指す讃岐は首位相手に勝ち点を獲得したいところだ。
開始早々の6分、大宮はセットプレーのこぼれ球をエリア内のムルジャが拾って右足シュート。しかし、ここはGK清水健太にキャッチされてしまう。スコアが動いたのは31分、カルリーニョスがエリア外から強烈なミドルシュートを放つと、GK清水がキャッチしきれず、こぼれ球をムルジャが押し込んだ。
一方、自力で残留を確定させたい讃岐も反撃に出る。54分、左CKのこぼれ球を右サイドの仲間隼斗がクロスを送ると、ゴール前に上がっていた高橋祐治がヘディングシュート。これがゴールネットを揺らし、讃岐が同点に追いついた。
試合終盤は徐々に大宮が攻めこむ時間が増える。87分にはカルリーニョスが上げたクロスから途中出場の清水慎太郎がヘディングシュート。しかし、ここはGK清水がビッグセーブで弾き出した。
すると讃岐もビッグチャンスを迎える。89分、左CKの流れから、途中出場の木島徹也が前線にスルーパス。エリア内右に抜けだした仲間が右足シュートを狙ったが、ここは大宮の菊地光将がなんとか戻ってブロックした。
後半アディショナルタイム3分、大宮は右サイドからクロスが上がると、ゴール前の清水がボレーシュート。しかし、ここはクロスバーに阻まれ、勝ち越しゴールは生まれない。このまま1-1のドローに終わった。また、同日行われたザスパクサツ群馬対福岡の試合は、福岡が4-0で快勝。この結果、大宮のJ1昇格は次節以降に持ち越された。
By サッカーキング編集部
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