サンフレッチェ広島は、20日に行われたFIFAクラブワールドカップ2015の3位決定戦で広州恒大(中国)と対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。試合後、広島の森保一監督がインタビューに応じた。
試合は広島が開始わずか4分に失点。だが、途中出場のドウグラスが70分にコーナーキックからヘディングで同点ゴールを奪う。さらに84分には同じく途中出場の柏好文のクロスから、最後は再びドウグラスが頭で押し込み、2-1の逆転勝利を収めた。
森保監督は試合後、「先制されたのは厳しい展開になりましたけど、選手が諦めることなくよく走って戦ってくれて、我々のサッカーをやって逆転してくれたと思います。広島のサッカーだったと思います。開催国枠で出させて頂いてJリーグの代表として、日本の代表として戦おうというところで選手が意地を見せてくれた」と選手たちのパフォーマンスを称賛。
大会3位で終えたことで、「全世界に中継がある中、勝利をもって平和都市・広島を発信できた。世界に広島のサッカーを発信できた」と胸を張り、「応援しに来てくれた方、テレビで見ている方、みなさんに勝利を届けることができてよかった」とサポーターに感謝を示した。