札幌、新外国人ジュリーニョを獲得…パウロンは福島へ期限付き移籍

　コンサドーレ札幌は4日、ブラジル人MFジュリーニョが完全移籍で加入することを発表した。背番号は「7」となっている。

　加入に際してジュリーニョは、「はじめまして、ジュリーニョです。偉大なクラブであるコンサドーレでプレー出来る事を大変嬉しく思います。ポジションは左MF、左サイドバックをやっています。キックを生かした左サイドからのセンターリングやシュート、攻守においての積極的なプレーに期待して下さい。応援をよろしく お願いします。一緒にJ1昇格しましょう」とコメントした。

　また、札幌は同日にブラジル人DFパウロンがJ3の福島ユナイテッドFCへ2017年1月1日までの期限付き移籍をすることも発表した。

　パウロンは2013年から札幌でプレー。昨季は2015明治安田生命J2リーグで15試合に出場した。同選手は3月上旬まで札幌に帯同し、現在治療中のケガからの復帰を目指し、リハビリを継続するという。

　パウロンは札幌サポーターに向けて、「この度、福島ユナイテッドへ期限付き移籍をする事になりました。みなさんにきちんと挨拶が出来なくて大変申し訳なく思っています。ケガに悩まされ、チームに貢献出来ない時期が多く、自分自身も悔しい気持ちでしたし、何よりみなさんの期待に応えられなくて申し訳ありませんでした。今回の期限付き移籍については、急な話で悩みましたけど、福島ユナイテッドで一生懸命頑張ることに決めました。そして、成長した姿をもう一度みなさんの前でお見せ出来ればと思っています。この3年間あたたかいご声援ありがとうございました」とメッセージを送っている。

　札幌は28日、2016明治安田生命J2リーグ第1節で東京ヴェルディと対戦する。