2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ開幕節が27日に行われ、川崎フロンターレは敵地でサンフレッチェ広島に1-0で勝利を収めた。決勝ゴールを決めたFW小林悠が試合後のインタビューに応じた。
川崎はスコアレスで迎えた84分、途中出場の中野嘉大が左サイドからグラウンダーのクロスを供給。中央の小林が左足で合わせてネットを揺らした。このゴールが決勝点となり、川崎は1-0で勝利。昨季王者の広島から白星を挙げて、2016シーズン好スタートを切った。
小林は試合後、「本当に堅い相手で難しい試合でしたけど、最後に嘉大がいいボールをくれたので、勝てて良かったです」と勝利を喜ぶと、「かなりスペースはなかったんですけど、後ろが突破してくれたので、最後合わせるだけでした」と3年連続となる開幕戦でのゴールを振り返った。また、終了間際に途中交代となった際には、「あとはもう、なんとかそのまま終わってくれって感じ」だったという。
川崎は2014、2015シーズンのJ1で広島相手に1分け3敗。この開幕戦での勝利は3年ぶりの白星となった。小林は「キャンプからしっかりみんなで準備しきてので、その成果が出てよかったです」と手応えを明かすと、今後の試合に向けて「頑張ります」と語り、笑顔を見せた。