「文句なしの選出」…2・3月J1MVPに4戦3発の川崎MF中村、J2は熊本MF清武

中村憲剛 清武功暉

2・3月の月間MVPに選ばれたJ1川崎MF中村(左)とJ2熊本MF清武(右) [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 Jリーグは8日、2・3月の「明治安田生命Jリーグ 月間MVP」受賞選手を発表した。

 J1は川崎フロンターレMF中村憲剛が、J2はロアッソ熊本MF清武功暉が、2・3月の月間MVPに選ばれている。

 Jリーグ選考委員会はJ1月間MVPを受賞した中村について「2月・3月に開催された4試合にフル出場し、3得点2アシストと3月(第4節)終了時点で首位を走るチームをけん引する存在であった。パス数(505回)、前方パス数(165回)、スルーパス数(23回)とパスに関連するデータでは軒並み1位を獲得しており、攻撃への仕掛けや相手チームの攻撃を崩す正確なパスワークが光った。ボールに触れた回数も1位(588回)とプレー量の多さがコンディションの良さを象徴しており、また得点したゴールも全て印象的であったことから、メディア選考委員からの推薦も大多数を占め、文句なしの選出となった」と評価した。

 清武については「2月・3月に開催された5試合にフル出場し、クラブ史上初の首位(第5節終了時点)を支える立役者となった。特にリーグ2位タイとなる4得点をあげるなど、チームの攻撃チャンスに多く絡み続け、僅差のゲームをものにした。昨季途中からサガン鳥栖より期限付き移籍加入すると、終盤より堅実かつ安定感のあるプレーで頭角を現し、2016シーズン開幕後もさらにゴールへの嗅覚やプレーの力強さが増し好調を維持し続けている。」と選考理由を伝えている。

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