福岡戦から戦列に復帰した名古屋のGK楢崎 [写真]=Getty Images
■名古屋グランパス 負傷者続出も戦力は十分、カップ戦で挙げた勝利の勢いをつなげたい
リーグ戦では4戦未勝利ながら、5日に行われたナビスコ杯グループステージ最終節では若手の活躍もあり1カ月ぶりの公式戦勝利を挙げ、チームは勢いに乗っている。特にジュビロ磐田を相手に躍動感溢れるプレーで勝利に貢献した矢田旭や小屋松知哉、磯村亮太あたりはスタメン起用も十分に考えられるほどの活躍を見せ、指揮官に新たなオプションを提示するに至った。パフォーマンスを取り戻しつつある安田理大が出場停止なのは残念なところだが、それだけにライバルとなる矢野貴章や高橋諒らの緊張感あるプレーぶりには逆に期待が持てる。最終ラインではアビスパ福岡戦から楢崎正剛が復帰しており、守備組織としても落ち着きを取り戻した印象。“前任”の武田洋平が悪かったわけではないが、今なおリーグ最強クラスの守護神の帰還はやはり朗報だ。
相手はリーグ戦ここ6試合無得点と攻撃陣に問題を抱える鳥栖だが、豊田陽平という大エースを侮ることはできない。その意味でも楢崎の復帰は大きいところ。気掛かりなのは負傷者情報だ。鹿島戦での負傷が長引いている永井謙佑は練習に戻ったが、復帰したのが8日であり、コンディションについては不透明。さらに7日の練習でイ・スンヒが負傷し翌日を調整、8日にはシモビッチも負傷し練習を切り上げた。両選手ともに軽傷であることは強調したが。もしもの場合はチームの浮沈を握る大駒を欠く事態となるだけに、不安要素ではある。それでもナビスコ杯の磐田戦で好パフォーマンスを見せた川又堅碁や磯村、矢田でその穴が十分に埋まるのが現状の名古屋の良いところ。穴埋めどころか彼らならではのサッカーを表現できる期待すら持てるだけに、小倉隆史GM兼監督もチーム編成に良い意味で悩んでいるかもしれない。
チームはハードワークと高い守備力を誇る鳥栖に対し、局面の激しさとトランジションの速さ、連動性で勝負するための高負荷のトレーニングで準備を進めてきた。ナビスコ杯に続き、リーグ戦そしてホームゲームでの1カ月ぶりの勝利は、相手を意識するのではなく自分たちらしいサッカーで奪い取るつもりだ。(今井雄一朗)
■名古屋予想スタメン
4-5-1
GK
楢崎正剛
DF
矢野貴章
大武峻
竹内彬
高橋諒
MF
イ・スンヒ
田口泰士
古林将太
矢田旭
永井謙佑
FW
シモビッチ
■サガン鳥栖 リーグ戦6戦未勝利も、2試合連続無失点を記録する守備は明るい兆し
リーグ戦6試合連続で未勝利の鳥栖。しかし、徐々にではあるがチームには明るい材料も出てきた。浦和レッズ、ヴィッセル神戸と続いたリーグ戦で今季初となる2試合連続無失点を記録。マッシモ・フィッカデンティ監督が就任した今季からボールポゼッション率を高めるなど鳥栖のサッカーは大きく変わったが、堅い守備はこれまで同様大切にしている面であり、無失点はチームに大きなプラスとなっている。
5月に右ひざ内側側副じん帯損傷で戦列を離れていたキャプテンの金民友が今週から練習に復帰したこともチームにとっては明るい材料。新しくセットプレーのキッカーを務めているMF富山貴光が安定したキックを見せている。最近のリーグ戦6試合でゴールをから遠ざかっている得点力不足は深刻な状況だが、新キッカーの登場にゴールへの期待が高まる。
マッシモ・フィッカデンティ監督はFC東京を率いた時に名古屋に2分2敗と勝利を得られなかった。新たに率いる鳥栖でその相性の悪さを克服できるか。勝敗を分けるポイントになりそうなのが、後半の戦い方。鳥栖は後半に総失点の約2/3となる8失点をしている。一方の名古屋も総失点24点のうち3/4となる18点を後半に喫している。また、得点は両チームとも後半に総得点の半分以上を挙げいる。疲れとともに運動量や集中力が低下する後半を両チームがいかに戦うかに注目したい。(荒木英喜)
■鳥栖予想スタメン
4-4-2
GK
林彰洋
DF
藤田優人
キム・ミンヒョク
谷口博之
吉田豊
MF
チェ・ソングン
高橋義希
福田晃斗
鎌田大地
FW
豊田陽平
富山貴光
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