川崎を勝利に導いた小林悠 ©J.LEAGUE PHOTOS
2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第3節が13日に各地で行われた。
2連勝で年間順位、セカンドステージともに首位に立つ川崎フロンターレは、ホームにアルビレックス新潟を迎えた。試合は35分に新潟の野津田岳人が先制点を挙げたが、川崎も38分に大島僚太が同点ゴールを決める。65分にはレオ・シルバの得点で新潟が再び勝ち越したが、84分に川崎の小林悠が相手のオウンゴールを誘い同点となる。さらに後半アディショナルタイム4分、小林が逆転ゴールを奪い、3-2で川崎が新潟を下した。3連勝を飾った川崎が年間首位をキープしている。
川崎と勝ち点・得失点差ともに並び、セカンドステージ首位の横浜F・マリノスは、ホームでヴィッセル神戸と対戦した。試合は18分にニウトン、55分にペドロ・ジュニオールが得点し、神戸が2点のリードを奪う。しかし、横浜FMは直後の57分にカイケが1点を返すと、85分に獲得したPKを中村俊輔が沈めて同点とする。後半アディショナルタイム1分にはマルティノスが劇的な形で逆転ゴールを決め、横浜FMが3-2で神戸を破った。川崎と同じく3連勝の横浜FMは、セカンドステージの首位を守っている。
2連勝中の3位浦和レッズはベガルタ仙台とのアウェーゲームに臨んだ。試合は0-0で迎えた後半アディショナルタイム3分に興梠慎三が先制ゴールを奪い、そのまま1-0で仙台を下した。3連勝を飾った浦和は、得失点差3で首位の川崎と横浜FMを追走している。
また、ガンバ大阪は大宮アルディージャとスコアレスドロー、ファーストステージ王者の鹿島アントラーズは3-0で名古屋グランパスを下した。
J1セカンドステージ第3節その他の結果は以下のとおり。
■J1 2nd第3節結果
▼ベガルタ仙台 0-1 浦和レッズ
得点
0-1 90+3分 興梠慎三(浦和レッズ)
▼鹿島アントラーズ 3-0 名古屋グランパス
得点
1-0 6分 中村充孝(鹿島アントラーズ)
2-0 26分 山本脩斗(鹿島アントラーズ)
3-0 87分 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
▼柏レイソル 3-3 サンフレッチェ広島
得点
1-0 5分 中山雄太(柏レイソル)
1-1 31分 丸谷拓也(サンフレッチェ広島)
1-2 43分 塩谷司(サンフレッチェ広島)
1-3 45+1分 柴﨑晃誠(サンフレッチェ広島)
2-3 56分 ディエゴ・オリヴェイラ(柏レイソル)
3-3 61分 クリスティアーノ(柏レイソル)
▼川崎フロンターレ 3-2 アルビレックス新潟
得点
0-1 35分 野津田岳人(新潟)
1-1 38分 大島僚太(川崎)
1-2 65分 レオ・シルバ(新潟)
2-2 84分 オウンゴール(川崎)
3-2 90+4分 小林悠(川崎)
▼横浜F・マリノス 3-2 ヴィッセル神戸
得点
0-1 18分 ニウトン(ヴィッセル神戸)
0-2 55分 ペドロ・ジュニオール(ヴィッセル神戸)
1-2 57分 カイケ(横浜F・マリノス)
2-2 85分 中村俊輔(PK)(横浜F・マリノス)
3-2 90+1分 マルティノス(横浜F・マリノス)
▼湘南ベルマーレ 0-2 サガン鳥栖
得点
15分 豊田陽平(サガン鳥栖)
61分 豊田陽平(サガン鳥栖)
▼アビスパ福岡 2-1 FC東京
得点
0-1 50分 橋本拳人(FC東京)
1-1 60分 城後寿(アビスパ福岡)
2-1 90+2分 濱田水輝(アビスパ福岡)
■J1 2nd第3節順位表(カッコ内の順位は年間順位)
1位 川崎(1位)(勝ち点9/得失点差7)
1位 横浜FM(5位)(勝ち点9/得失点7)
3位 浦和(3位)(勝ち点9/得失点4)
4位 G大阪(6位)(勝ち点7/得失点4)
5位 鳥栖(12位)(勝ち点7/得失点3)
6位 鹿島(2位)(勝ち点6/得失点3)
7位 大宮(7位)(勝ち点5/得失点1)
8位 神戸(11位)(勝ち点4/得失点2)
9位 広島(4位)(勝ち点4/得失点1)
10位 柏(8位)(勝ち点4/得失点-1)
11位 FC東京(9位)(勝ち点3/得失点-1)
12位 福岡(18位)(勝ち点3/得失点-3)
13位 湘南(14位)(勝ち点3/得失点-4)
14位 磐田(10位)(勝ち点2/得失点-3)
15位 甲府(17位)(勝ち点1/得失点-4)
16位 新潟(15位)(勝ち点0/得失点-3)
17位 仙台(13位)(勝ち点0/得失点-6)
18位 名古屋(16位)(勝ち点0/得失点-7)
■J1 2nd第4節対戦カード(7月17日)
甲府 vs 鹿島
神戸 vs 湘南
磐田 vs 川崎
浦和 vs 大宮
FC東京 vs 柏
新潟 vs 仙台
G大阪 vs 福岡
広島 vs 横浜FM
鳥栖 vs 名古屋
By サッカーキング編集部
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