大分への期限付き移籍加入が決まったFWキリノ [写真]=Getty Images
湘南ベルマーレの元U-23ブラジル代表FWキリノが、大分トリニータへ期限付き移籍で加入することが決まった。15日に両クラブが発表した。移籍期間は2016年7月15日から2017年1月1日までで、背番号は未定。
キリノは1985年生まれの31歳。2009年にコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)に移籍し、同年のJ2リーグでは48試合出場19ゴールを記録した。翌2011年は2ゴールにとどまり、大邱FCへ期限付き移籍。2012年に札幌へ復帰し、同年7月に湘南へ完全移籍で加入した。
湘南加入後、2012年はJ2リーグで17試合出場7ゴールを記録。翌2013年はJ1リーグでの戦いに臨んだが、8月にUAE(アラブ首長国連邦)のアル・シャアブへ期限付き移籍で加入した。翌2014年8月にヴァンフォーレ甲府へ移籍し、昨年9月に湘南へ復帰した。今シーズンは明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第3節終了時点で5試合出場、JリーグYBCルヴァンカップでは2試合出場を記録していた。
なお、キリノは東ティモール国籍を有しており、アジア枠での選手登録が可能。大分には現在、ブラジル人DFダニエルと同FWパウリーニョ、韓国人FWキム・ドンウクが所属している。
移籍にあたり、キリノは湘南に対して以下のようにコメントしている。
「湘南ベルマーレでプレーしている間、練習や試合でいつもサポーターの方々に温かく見守られ、声援で後押しされることで勇気をもらい、チームのために頑張れました。湘南サポーターは私のハートをしっかりゲットしています。サッカー選手として、ここで一生忘れられない思い出が沢山できて、とても幸せです。チームを離れますが、今後とも応援をよろしくお願いします」
キリノ選手がこの度、大分トリニータへ期限付き移籍することとなりました。シーズン途中での移籍となりますが、大分での活躍を皆さん応援宜しくお願いします。キリノ選手のコメントはこちらから→https://t.co/qUU5dO9i1i #bellmare
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) July 15, 2016
移籍先の大分に対しては以下のようにコメントしている。
「大分トリニータへ加入することになりましたキリノです。大分はJリーグでルヴァンカップ優勝の経験ある伝統的なクラブです。サポーターの期待に応えられるように最善を尽くし、力を発揮してチームをJ2昇格に貢献できるように努力します。これから応援よろしくお願いします」
キリノ選手 湘南ベルマーレより期限付き移籍加入のお知らせhttps://t.co/jpzUY9yDOC#大分トリニータ #trinita #キリノ pic.twitter.com/b9QQLpIMuu
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 15, 2016
By サッカーキング編集部
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