小林悠(中央)はスルーパスに抜け出して同点弾を決めた。自身のJ1通算50ゴール目となった [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第4節が17日に行われ、ジュビロ磐田と川崎フロンターレがヤマハスタジアムで対戦した。
セカンドステージ開幕3試合で2分け1敗と苦しいスタートとなった磐田。13日の第3節ヴァンフォーレ甲府戦はスコアレスドローに終わった。中3日で迎える今節、攻撃陣にはMFアダイウトンとFWジェイ、MF小林祐希らが並んだ。
一方の川崎はファーストステージは2位に終わったものの、セカンドステージは3連勝と好スタートを切った。13日のアルビレックス新潟戦では3-2と逆転勝利。MF中村憲剛が負傷離脱を強いられる中、今節の先発メンバーにはMF橋本晃司が名を連ね、前線はFW大久保嘉人とFW小林悠が務める。
前半は互いに拮抗した展開。15分に川崎のエウシーニョがボレーシュートでゴールを脅かしたが、GK志村滉の正面へ。対する磐田もジェイが32分にペナルティーエリア内からシュートを放ったものの、枠を逸れた。前半はスコアレスで終了した。
0-0で迎えた後半、均衡を破ったのは磐田だった。53分、左サイド深くでスルーパスに反応した川辺駿の折り返しにジェイが反応し、左足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。
ビハインドを負った川崎も64分に反撃。大島僚太のピンポイントのスルーパスに反応した小林悠が最終ラインの背後を取り、相手GKの頭上を越えるシュートで同点ゴールを決めた。小林悠にとってはJ1リーグ通算50得点目となった。
終盤は互いに勝ち越しを目指して攻め合う展開となった。82分には磐田の太田吉彰が強烈なミドルシュートを放ったが、クロスバーを直撃してゴールとはならなかった。川崎は終盤に人数をかけてゴール前へ攻め込んだが、2ゴール目を奪うことはできなかった。
試合は1-1で終了。川崎はアウェーで勝ち点1を積み上げるにとどまった。次節は23日、FC東京をホームに迎える。一方、3試合連続の引き分けに終わった磐田は次節、横浜F・マリノスとアウェーで対戦する。
By サッカーキング編集部
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