ウェスタン・シドニー・ワンダラーズへ完全移籍することが発表されたMF楠神順平(写真は2014年3月、C大阪時代)[写真]=Getty Images
サガン鳥栖は17日、MF楠神順平がウェスタン・シドニー・ワンダラーズに完全移籍することを公式HP上で発表した。
現在28歳の楠神は、2009年に特別指定選手として川崎フロンターレに加入。2010年、正式に入団しJ1で69試合に出場した。2013年にはセレッソ大阪に完全移籍し3シーズンに渡ってプレーしたが、契約満了とともに昨シーズン限りで退団していた。今年1月に鳥栖へ加入したものの、公式戦4試合の出場に留まっており、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズへの移籍が噂されていた。これまでJリーグ通算121試合に出場し、21得点を記録している。
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズはこれまでも、MF小野伸二やMF高萩洋次郎など、積極的に日本人選手を起用してきた。2014年にはAFCチャンピオンズリーグを制覇した経験もあり、昨シーズンもヒュンダイAリーグ(オーストラリアリーグ)で準優勝するなど、安定して好成績を残している強豪クラブだ。
楠神は同HPを通じて「この度、ウエスタン・シドニー・ワンダラーズに移籍することが決まりました。この移籍を受け入れてくださった社長はじめ、サガン鳥栖の関係者の皆様にはとても感謝しています。シーズン半ばでサガン鳥栖を離れるのはとても心苦しいですが、ここで得た経験を糧にさらに成長して、次のチームで活躍出来るように頑張ります。オーストラリアでもサガン鳥栖の活躍を祈っています。半年間という短い間でしたが応援してくださり本当にありがとうございました」とコメントを発表している。
By サッカーキング編集部
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