解任が発表されたFC東京の城福浩監督 [写真]=Getty Images
現在55歳の城福氏は、現役時代は富士通サッカー部(現川崎フロンターレ)などでプレーした。28歳で現役を退くと、FC東京の育成部門や年代別の日本代表監督を歴任。2008年にFC東京の監督に就任し、2年目の2009年にはヤマザキナビスコカップを制したが、翌2010年は残留争いに巻き込まれて同年9月に解任された。2012年にヴァンフォーレ甲府の監督に就任すると、1年目でJ2優勝とJ1昇格を達成。翌2013年はJ1で15位、2014年も13位で終え、2年連続でJ1残留を果たした。しかし、同シーズン限りで甲府の監督を退任していた。
同氏は、今季からマッシモ・フィッカデンティ前監督(現・サガン鳥栖監督)の後任として就任。新体制記者発表会では、「優勝にふさわしいチーム」を目指すと語り、タイトルを強く意識していた。
しかし、クラブ史上4年ぶり2度目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではグループステージを突破したものの、決勝トーナメント1回戦で上海上港に敗れてベスト8進出はならず。2016明治安田生命J1リーグではファーストステージ9位、セカンドステージに入っても第5節が終わって1勝4敗で16位と思うような結果が残せなかった。現在、年間順位は13位となっている。
また、クラブは池田誠剛フィジカルコーチの退任も合わせて発表。後任監督については決まり次第あらためてリリースするとしている。
By サッカーキング編集部
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