今年4月10日、古巣・甲府と湘南の一戦に来場したバロンさん [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
来月5日に開幕を迎えるリオデジャネイロ・オリンピック。各競技の選手、チームが続々とブラジルに到着して準備を進める中、バスケットボール女子日本代表もトレーニングを積んでいる。
3大会ぶりの五輪出場を決めた同チーム、通訳としてサポートしているのは元Jリーガーだ。日本バスケットボール協会 (JBA)が26日、公式フェイスブック(https://www.facebook.com/JAPANBASKETBALL/posts/1367703573257184)を更新して伝えている。
JBAの投稿によると、バスケットボール女子日本代表は現在、ブラジルのサンパウロで合宿を行っている。同チームの通訳を務めているのは、Jリーグ8クラブでプレーしたブラジル人のマルセロ・バロン・ポランクジックさん。「バロン」という登録名で1996年に初来日を果たし、ブラジル国内でのプレーも挟みつつ、2006年まで日本で選手生活を過ごした大型ストライカーが、バスケットボール女子日本代表をサポートしている。
バロンさんは1974年生まれの42歳。1996年にヴァンフォーレ甲府へ加入し、JFLで得点を量産した。ブラジルやパラグアイでのプレーを経て1998年に甲府へ復帰。翌1999年からはジェフユナイテッド市原(現・ジェフユナイテッド千葉)、清水エスパルス、セレッソ大阪、甲府、鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台、ヴィッセル神戸、アビスパ福岡と、Jリーグの8クラブを渡り歩いた。J1リーグでは通算165試合出場、62ゴールを記録している。
バロンさんが通訳としてサポートしているバスケットボール女子日本代表。リオ五輪での初戦は日本時間の8月7日、ベラルーシ代表との対戦が予定されている。
By サッカーキング編集部
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