李(左から2人目)の得点を祝福する浦和の選手ら [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第6節が30日に行われ、ヴァンフォーレ甲府と浦和レッズが対戦した。
前節、敵地での名古屋グランパス戦に勝利し、年間順位を降格圏外の15位まで浮上させた甲府。連勝を狙う今節は、2試合連続得点中のFWドゥドゥが先発に名を連ねたほか、MF田中佑昌やMFマルキーニョス・パラナらもスタメン起用された。
対する浦和は、セカンドステージで4勝1分けと良いスタートをきった。甲府戦には前節2ゴールの活躍を見せたFW李忠成が先発復帰を果たし、鹿島アントラーズ戦を出場停止で欠場した宇賀神友弥もスタメンに戻ってきた。
試合開始から14分、浦和が先制に成功する。左サイドを突破した宇賀神がクロスを供給。これにエリア内でフリーになった武藤雄樹が頭で合わせ、ネットを揺らした。
その後もボールを試合する浦和は40分、クロスボールのこぼれ球を武藤が拾い、そのまま右足でゴールを狙うが、これは枠をとらえることができなかった。
続く45分、ディフェンスラインの裏へ抜け出した高木俊幸が宇賀神のスルーパスを受けて中央へクロス。これに李が左足のボレーシュートで合わせ、ゴールへ突き刺した。浦和がリードを広げてハーフタイムを迎える。
前半ほとんどチャンスを作れなかった甲府は、後半開始とともに2名を投入。福田健介と保坂一成がピッチへ入った。
それでも、後半最初にチャンスを作ったのは浦和だった。49分、李とのパス交換でエリア内に進入した武藤が左足でシュート。しかしこれはGK河田晃兵がファインセーブを見せ、ゴールを死守した。
ペースを掴めない甲府は58分、早くも3枚目の交代カードをきり、森晃太を投入した。
すると72分、甲府はドゥドゥがピッチ中央で倒されFKを獲得し、橋爪勇樹が直接ゴールを狙った。しかしこのシュートはクロスバーの上へ外れる。
84分には福田の左サイドからのクロスを稲垣祥が頭で折り返すと、最後は田中が右足でボレーシュート。しかしこれはわずかにポスト左へ外れ、得点には至らなかった。
結局試合はこのままタイムアップ。アウェーの浦和が甲府を2ー0で下し、勝ち点3を積み上げた。また、リーグ戦での負けなしを8試合に伸ばしている。
By サッカーキング編集部
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