J3のSC相模原は20日、安永聡太郎氏が監督に就任したとクラブ公式サイトで発表した。
現在、2016明治安田生命J3リーグで7位の相模原は、18日に薩川了洋監督が辞任し、強化部へ異動していた。
現在40歳の安永氏は清水商業高校出身で、1995年に横浜マリノス(現横浜F・マリノス)に入団。その後、清水エスパルスや柏レイソルなどでプレーした。現役引退後は小学生の指導や解説者として活動し、2016年4月には脳性麻痺7人制サッカー(CPサッカー)の日本代表監督に就任していた。
相模原を率いることとなった安永新監督は、「このたびSC相模原からオファーを頂き、急ではありましたが、自分も監督として勝負をしたかったので、このオファーをなんとか生かしたい、ただそれだけの思いで決断しました。選手とも少しずつコミュニケーションを取りながら、チームとしての基軸を決めていきたいと思っています。1日1日の練習における1分1秒、その時間が勝負なので、日々の練習の積み重ねしか試合には出ないと思っています。だからこそ、試合に向けて費やした日々の練習の成果を、ぜひ皆さんにはスタジアムに見に来ていただければと思います。監督としては、これがスタートになりますけど、もしかしたら、これが最後になるかもしれない。そのくらいの覚悟をもって臨みます」と、意気込みを述べている。
相模原は9月11日にJ3第21節で大分トリニータと対戦する。
By サッカーキング編集部
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