8月27日のFC東京戦はスタンドから見守った闘莉王 [写真]=三浦彩乃
名古屋グランパスに復帰したDF田中マルクス闘莉王が8日、クラブ公式ツイッターを通じて、ファン・サポーターにメッセージを送った。
現在、2016明治安田生命J1リーグで18試合勝利から遠ざかっている名古屋。年間順位は降格圏の16位で、残留圏内の15位ヴァンフォーレ甲府とは勝ち点で7ポイント離れている。
「嫌なやつ戻ってきた、闘莉王です。みなさん、お久しぶりです」と挨拶した闘莉王は、「なかなか厳しい状況の中で、また戻る機会を与えてくれたグランパスに感謝しています。正直なところ、もうちょっと早めに呼んでくれれば、もっと可能性が広がったんじゃないかなと思います」と笑顔を見せつつも、残留に向けて気を引き締める。
「後ろを見る人ではないんで、前を見てみんなで力を合わせて、少しでもいい状況に戻せるよう、少しでもみんなに喜んでもらえるようなグランパスを、強いグランパスを、みんなで愛するグランパスを戻せるよう、みんなで力を合わせて頑張っていきたいと思う。残り7試合、僕は全力で、生きるか死ぬかのつもりでやる。それを約束して帰ってきました」
名古屋は10日に敵地で行われるJ1セカンドステージ第11節で、勝ち点「7」差の年間14位アルビレックス新潟と対戦する。
残留争いの大一番で“再デビュー”する予定の闘莉王は、「みなさんの暖かい、力強いサポートが今まで以上に必要になっていくと思うので、選手、スタッフのみなさんの背中を押すつもりでやってもらえればなと思う」と共闘を呼びかけ、「初っぱなの新潟戦は、さらに厳しい状況でアウェーに乗り込むので、みなさんで力を合わせて頑張っていきたい。よろしくお願いします」と意気込んだ。
“ファン・サポーターの皆さんへ”
残り7節、皆さんへ闘莉王選手よりメッセージです。#grampus #GrampusOne pic.twitter.com/PC4uDamXWD— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) September 8, 2016
By サッカーキング編集部
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