鄭大世の2得点などで5連勝を飾った清水 ©J.LEAGUE PHOTOS
2016明治安田生命J2リーグ第38節に1試合が29日に行われ、ザスパクサツ群馬と清水エスパルスが対戦した。
15位の群馬が3位清水をホームに迎えての一戦。敵地に乗り込む清水は4連勝中と好調で、この試合に勝てば暫定ながらJ1自動昇格圏内の2位に浮上することができる。
試合は早い時間に動く。4分、清水が右サイドから攻撃を仕掛け、三浦弦太がアーリークロスを供給。これをエリア内中央の大前元紀が右足ボレーでゴール右隅に叩き込んだ。
勢いに乗る清水はさらに11分、CKの流れから最後はゴール前の鄭大世が難しい体勢のボレーシュートを決めて、早くも2点目を奪った。
このまま2点のリードで後半を迎えた清水は69分、右CKからクロスが入ると、これをエリア内中央の鄭大世がワントラップ。そのまま右足で放った山なりのシュートがGKの手を弾いてネットを揺らし、スコアは3-0となった。
さらに80分にはエリア内右で受けた金子翔太がうまく反転して中央にラストパス。これを北川航也が難なく押し込んでダメ押しゴールをマーク。このまま無失点でタイムアップを迎え、清水が4-0の快勝を収めた。
清水はこれでリーグ戦5連勝となり、翌日に試合を控える松本山雅FCを得失点差で上回り、暫定で2位に浮上している。
次節、群馬は11月3日に敵地でFC岐阜と、清水は同日にホームで京都サンガF.C.と対戦する。
【得点者】
0-1 4分 大前元紀(清水)
0-2 11分 鄭大世(清水)
0-3 69分 鄭大世(清水)
0-4 80分 北川航也(清水)
By サッカーキング編集部
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