主力を欠きながら最終節へ臨んだ新潟のメンバー [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第17節が3日に行われ、アルビレックス新潟はサンフレッチェ広島と対戦した。
前節終了時点でJ2降格圏外の年間15位に位置する新潟。しかし、降格圏の16位名古屋グランパスには勝ち点で並ばれており、J1生き残りを懸けて最終節に臨むこととなった。重要な一戦は主力のDF舞行龍ジェームズ、ブラジル人MFレオ・シルバ、ブラジル人FWラファエル・シルバを出場停止、広島からレンタル加入中のMF野津田岳人を契約上の理由で欠くという厳しい状況で迎えた。
試合は広島のナイジェリア人FWピーター・ウタカが21分に左足で先制ゴールを奪う。その後は新潟が同点ゴールを目指すが得点を奪えず。終盤には同時刻に試合を行っていた名古屋が湘南にリードされている情報を受け、ボールを回す場面も見られた。
結局、新潟は広島に0-1で完封負け。しかし名古屋も湘南に1-3と敗れたことで年間15位をキープ。J1残留を果たした。
吉田達磨氏を新監督に迎えた今季の新潟。しかし、ファーストステージを13位で終えると、セカンドステージには2度にわたって4連敗を記録し、吉田氏を解任。片渕浩一郎コーチが指揮官となった。新潟の年間成績は8勝6分け20敗で勝ち点30、得失点得失点差-16となっている。セカンドステージでは13敗を喫した。
By サッカーキング編集部
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