今季で川崎の監督から退く風間八宏氏 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第17節が3日に行われ、川崎フロンターレはホームでガンバ大阪と対戦し、2-3で敗れた。試合後、セレモニーで風間八宏監督がコメントを残している。
前節終了時点で、年間首位に立つ浦和レッズと1差の2位につける川崎。G大阪戦は前半にMF長谷川竜也とMF三好康児が得点をマークし、2点をリードする展開に。それでも後半、川崎は一挙3失点を献上。今季のリーグ最終節を勝利で飾ることはできなかった。
2012年4月から5シーズンにわたって川崎を率いた風間監督は、今シーズン限りで退任が決定している。同指揮官は等々力陸上競技場に集まったサポーターの前で、「今日は残念な結果となりましたが、今年1年、そして私自身を考えれば5シーズン、良い時も悪い時も全く変わらない熱い声援、本当にありがとうございました」とコメント。さらに、「家族以上に我々を支えてくれた。そして私も皆さんに支えられました」と語り、感謝の言葉を並べた。
年間順位2位の川崎は、23日に開催される明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップで同3位の鹿島アントラーズと対戦する。風間監督は、「我々にははっきりした目標があります。ここ(等々力陸上競技場)でまだ、自分たちの力次第では何試合も戦える。それを胸に刻んで、今から戦いたいと思います」と意気込んだ。さらに、「ぜひこの後も皆さんの力を貸してください。そしてともに戦ってください」とサポーターへ呼びかけた。
By サッカーキング編集部
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