チョン・テセ(中央、9番)の得点を喜ぶ清水のイレブン [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2016明治安田生命J2リーグ第40節が6日に行われ、カマタマーレ讃岐と清水エスパルスが対戦した。
19位とJ2残留争いをしている讃岐が、6連勝と好調の3位清水をホームに迎えての一戦。讃岐はJ3の2位チームとの入れ替え戦にまわる21位ツエーゲン金沢と勝ち点差「2」と油断ができない状況が続いており、なんとか勝ち点を手にしたい。一方の清水はJ1自動昇格ラインの2位松本山雅FCを勝ち点差「3」で追走しており、白星を挙げて上位チームにプレッシャーをかけたいところだ。
試合は前半の最初からペースを握っていた清水が先制に成功する。38分、エリア内左の浮き球を鄭大世が頭で中央に流す。ボールが転々とエリア内右まで抜けると、走り込んでいた枝村匠馬が押し込んだ。前半はこのまま清水1点リードで折り返した。
後半に入って54分、清水が追加点を挙げる。大前元紀の浮き球のパスで枝村がエリア内右に侵入。中央に折り返すと、鄭大世が左足で無人のゴールに流し込んだ。これで鄭大世は6試合連続ゴールとなった。
対する讃岐は87分に1点差に詰め寄る。永田亮太の浮き球スルーパスでエリア内中央に抜け出した西弘則が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
このまま試合は終了し、2-1で清水が勝利。清水はリーグ7連勝とし、勝ち点を78まで伸ばした。一方の讃岐は2連敗で厳しい状況が続いている。
次節は12日、讃岐は敵地でV・ファーレン長崎と、清水はホームでファジアーノ岡山と対戦する。
【得点者】
0-1 38分 枝村匠馬(清水)
0-2 54分 鄭大世(清水)
1-2 87分 西弘則(讃岐)
By サッカーキング編集部
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