J1昇格を逃した徳島、長島監督との契約満了「目標を果たせず申し訳ない」

　徳島ヴォルティスは16日、チームを率いる長島裕明監督との契約が満了となり、来季は契約を更新しないことを発表した。

　2013年から2015年まで徳島のヘッドコーチを務めていた長島監督は、今季から小林伸二氏（現清水エスパルス監督）の後を継ぐ形で監督に就任。しかし2016明治安田生命J2リーグでは、第41節終了時点で16勝9分け16敗の9位に位置しており、J1昇格の可能性が無くなっている。

　契約満了にあたって長島監督は、「J1昇格という目標を果たすことが出来ずに、ファン・サポーターの皆様、チームを支えていただいたスポンサー、関係者の皆様に申し訳なく思っております。選手、スタッフは本当に良くやってくれたのですが、私自身の力が足りませんでした。今季でチームを去ることになりますが、2013年からコーチとして、今季は監督として、徳島ヴォルティスで仕事をさせていただいたことに感謝をしています。最後の試合となる今週末の清水エスパルス戦を、チーム一丸となって闘いますので、熱い応援の程、宜しくお願い致します」とコメント。感謝の言葉を残すとともに、20日のリーグ最終節、清水エスパルス戦へ向けて意気込んだ。