2015年から横浜FMの指揮を執っているモンバエルツ監督 [写真]=Getty Images
横浜F・マリノスは21日、エリク・モンバエルツ監督との2017シーズンの契約を更新したと発表した。また、松橋力蔵氏(横浜F・マリノスユース監督)がヘッドコーチに就任し、現職のマルク・レヴィ氏が来シーズンからテクニカルコーチに就任することも、併せて発表されている。
モンバエルツ監督は1955年生まれの61歳。パリ・サンジェルマンの下部組織でダイレクターやコーチ、監督を歴任し、フランス国内で複数クラブを渡り歩いた。2007年以降はフランスの年代別代表で指揮を執り、ル・アーヴルの指揮官を経て、2015年から横浜FMを率いている。
就任1年目の昨シーズンは明治安田生命J1リーグで年間勝ち点7位、そして今シーズンは同10位だった。JリーグYBCルヴァンカップではベスト4、そして天皇杯は準々決勝に進出。12月24日にアルビレックス新潟との対戦を控えている。
モンバエルツ監督は契約更新にあたり、以下のようにコメントしている。
「横浜F・マリノスと来シーズンも共に戦うことができることを大変嬉しく思っています。2015、2016シーズンの経験を活かしつつ、F・マリノスが目指す魅力的なサッカーを展開する、強いチームを作っていきたいと思います。ファン・サポーターの皆様、引き続き温かいご支援の程、宜しくお願いします」
また、ヘッドコーチ就任が決まった松橋氏は1968年生まれの48歳。選手時代は日産自動車サッカー部や横浜マリノス(現・横浜FM)、京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)などでプレーした。指導者転身後は横浜FMの下部組織でコーチや監督を務め、2009年から2013年、そして2015年以降はユースチームを率いている。トップチーム復帰は、コーチを務めていた2008年以来となった。
ヘッドコーチ就任にあたり、松橋氏は「この度、来シーズンより横浜F・マリノスのヘッドコーチに就任することになりました。10年以上にわたるF・マリノスの育成組織で培った指導経験を活かして、若手とベテランが融合する強いF・マリノスの復活に貢献して参ります。モンバエルツ監督、選手、スタッフと共に精一杯頑張りますので、応援宜しくお願い致します」と、抱負を語っている。
さらに横浜FMは、代表取締役社長を務める長谷川亨氏のコメントも掲載。同氏は以下のようにメッセージを寄せている。
「この度、モンバエルツ監督と契約更新を行い、来シーズンも共に戦うことができることを大変嬉しく思っています。私たちは、強いF・マリノスとして2017年シーズンを戦ううえで、継続的に選手の能力を引き出すモンバエルツ監督の手腕に期待しています。また、松橋力蔵氏のヘッドコーチ就任により、チームマネジメントを強化するとともに、トップチームと育成組織の更なる連携を図っていきます。これからもファン・サポーターの皆さま、ホームタウンの皆さまに愛されるクラブを目指し邁進して参りますので、引き続き皆さまの温かいご支援の程、何卒宜しくお願い致します」
横浜F・マリノスは、この度、エリク・モンバエルツ監督と、2017シーズンの契約を更新致しましたので、お知らせいたします。併せて2017シーズンより松橋力蔵氏がヘッドコーチに就任することをお知らせいたします。https://t.co/0mwd8eujzf#fmarinos
— 横浜F・マリノス【公式𝕏】 (@prompt_fmarinos) November 21, 2016
By サッカーキング編集部
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