東京Vの新監督就任が報じられたロティーナ氏(写真は2009年) [写真]=Getty Images
東京ヴェルディが来季の新監督として、スペイン人指導者のミゲル・アンヘル・ロティーナ氏を招へいする可能性が高まっているようだ。スペイン紙『マルカ』が24日に報じている。
同紙は、ロティーナ氏が日本で新たなキャリアを始め、東京Vと2年契約を結ぶと報道。同氏が所属しているマネジメント会社が作成したとみられる、東京Vのエンブレムが入った画像も掲載されている。
新指揮官候補として報じられたロティーナ氏は、1957年生まれの59歳。スペイン国内の数々のクラブを渡り歩き、指揮を執ってきた。1999年から率いたオサスナでは、就任1年目に1部昇格を達成。2002年にはセルタの監督に就任し、2002-03シーズンのリーガ・エスパニョーラを4位で終えてチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。翌シーズンに出場したCLではベスト16進出を果たしている。
2004年からはエスパニョールやレアル・ソシエダ、デポルティーボ、ビジャレアルとスペイン国内クラブの指揮官を歴任。2014年以降はキプロスのオモニア・ニコシアやカタールのアル・シャハニーヤでも指揮を執った。
なお『マルカ』は東京Vについて「今は2部(J2)に所属しているが、日本の歴史において最も成功したグループに入るクラブだ」と紹介。前身の読売クラブ時代を含め、リーグ戦を7回(日本サッカーリーグ/JSLが5回、Jリーグが2回)制覇している実績などが記されている。
東京Vは今季、明治安田生命J2リーグを10勝13分け19敗の18位で終えた。今月18日に冨樫剛一監督の今季限りでの退任が発表されており、現在は指揮官の座が空席となっている。
By サッカーキング編集部
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