PKを獲得した鈴木(右)と、決めた金崎(左) [写真]=Getty Images
明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ決勝の第2戦が3日に行われ、鹿島アントラーズが浦和レッズに2-1で逆転勝利。この結果、2戦合計スコアを2-2とし、アウェーゴール数で浦和を上回ったため、鹿島が7年ぶり8度目のJ1制覇を達成した。試合後、途中出場した鹿島の鈴木優磨がコメントを残している。
後半途中に遠藤康との交代でピッチに立った鈴木は、79分にPKを獲得。キッカーの金崎夢生が決めると、結果的にこれが決勝点となった。試合を振り返った鈴木は「自分の特徴は攻撃だと思っているので、得点に絡める動きをしようと思ったんですけど、久しぶりの試合だったので、試合勘がなかなかなくて。でも、その中でも最後に仕事ができて今日はいい日になった。信用して使ってくれた石井さんに感謝したいですし、その期待に応えることができたので今日は非常に満足です」と、コンディションが上がりきっていない中でもチームに貢献した一戦を振り返った。その上で「クラブワールドカップに、もうみんな切り替えています」と、チームが冷静を保っていることを強調した。
途中出場ながら試合終盤には交代でピッチを退いたが、「ちょっと倒れた時に付き方が悪かったので。でも、そのリスクがあることを承知で出たので。そういうのはつきものです」とコメントしている。
PK獲得のシーンについては「基本技術なんですけど、ドリブルで抜いたら相手の前に入るという、基本に忠実にやったら足にかかったので。信じて走って良かったです」と、基礎が実を結んだことを明かし、「信用して使ってくれた石井監督には感謝しています」最後には再び指揮官への感謝を述べていた。
J1王者となった鹿島は、8日にFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の第1ラウンドでオーストラリアのオークランド・シティと対戦する。
By サッカーキング編集部
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