2017シーズンから有料ライブ放映は『DAZN』のみの放映となる [写真]=AMA/Getty Images
Jリーグは15日、2017シーズンから明治安田生命J1・J2・J3リーグはライブストリーミングサービス『DAZN』で全試合生中継することを発表した。
2007年から中継を続けていた『スカパー!』は撤退が決まり、来季から有料ライブ放映は『DAZN』のみとなる。
スカパーJSAT株式会社は同日に「スカパー!は、2017年シーズン以降の放映権を獲得した会社と、これまでどおりスカパー!で放送できるように交渉を続けてまいりましたが、成立に至りませんでした」と発表。Jリーグ関連セットは来年1月末で終了する。
しかし、来季も天皇杯の試合中継や、「Jリーグラボ」「クラブ応援番組」といったJリーグ関連番組の放送は継続し、「日本サッカーの礎となるユース・育成年代も積極的に取り上げてまいります」と報告。さらに来年2月には24時間サッカー専門チャンネル「スカサカ!」を開局するという。
同社の高田真治代表取締役執行役員社長は「この10年間、皆様から叱咤激励をいただきながら、スカパー!はJリーグを放送してまいりました。来季から、オフィシャルブロードキャスティングパートナーではなくなりますが、変わらないことは、皆様の来年にも『最高の週末が待っている』ことです。 スカパー!はこれからも、Jリーグが、そして日本のサッカーが、発展していくお手伝いをさせていただきたいと心から願っています。これからもずっと、この国のサッカーとともに」と締めくくった。
デジタル・スポーツコンテンツ&メディア企業『Perform Group』のスポーツライブストリーミングサービス『DAZN』は、7月にJリーグと2017年から10年間、総額約2100億円で放映権契約を締結。同じく15日に「来年度の明治安田生命JリーグのJ1・J2・J3リーグの全試合の有料放映を独占でライブ放映いたします」と発表した。
By サッカーキング編集部
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