福岡への完全移籍が決まった名古屋FW松田力 [写真]=Getty Images
名古屋グランパスに所属するFW松田力が、アビスパ福岡に完全移籍で加入することが決まった。20日に両クラブが発表した。
松田は1991年生まれの25歳。大阪府出身で、びわこ成蹊スポーツ大学4年時の2013年に大分トリニータで特別指定選手に登録され、J1で9試合出場4ゴールを記録した。翌2014年に名古屋へ加入。2015年にはジェフユナイテッド千葉への期限付き移籍も経験している。今季は名古屋に復帰し、明治安田生命J1リーグで14試合出場1ゴールを記録した。
移籍にあたり、松田は名古屋の公式HPにて以下のようにコメントしている。
「この度、アビスパ福岡に完全移籍することになりました。大学卒業以来、プロとして名古屋で過ごした3年間で、僕は人としてもサッカー選手としても大きく成長させて いただいたと感じています」
「また名古屋のファン・サポーターの皆様にはいつも温かく、全力で応援していただき本当に感謝しかありません。再び名古屋でプレーすることを目標に、今まで以上にサッカーに励み、成長したいと思います。3年間本当にありがとうございました」
加入する福岡に対しては、以下のようにコメントしている。
「名古屋グランパスより移籍することになりました松田力です。この度、アビスパ福岡という素晴らしいクラブの一員になれることを本当に嬉しく思います。福岡が1年でJ1に復帰できるよう全力を尽くしてチームのために頑張りたいと思います」
「ゴールを奪うため、チームが勝利するため、そしてファン・サポーターの皆様をはじめ、福岡のクラブ関係者の方々と喜びを分かち合うために日々、サッカーに向き合っていきます。ご声援よろしくお願いします」
今季の明治安田生命J1リーグを16位で終え、クラブ史上初のJ2降格が決まった名古屋。今季の公式戦終了後、11月7日にDF田中マルクス闘莉王、9日にMF小川佳純ら9選手との契約満了を発表した。さらに29日にはFW川又堅吾のジュビロ磐田移籍が決定。今月7日にはブラウブリッツ秋田へ期限付き移籍中のGK野村政孝との契約満了を発表し、17日にはFW小屋松知哉とMF望月嶺臣(今季はレノファ山口FCへ期限付き移籍)が京都サンガF.C.へ完全移籍することが決まった。そして19日、FW永井謙佑のFC東京移籍も決定。今回の松田で、16人目の退団となった。
By サッカーキング編集部
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