リオ五輪では1試合に出場したGK櫛引政敏 [写真]=Getty Images
清水エスパルスから鹿島アントラーズへ期限付き移籍で加入していたGK櫛引政敏が、ファジアーノ岡山へ期限付き移籍で加入することが決まった。移籍期間は2017年2月1日から2018年1月31日まで。5日に3クラブが発表した。
櫛引は1993年生まれの23歳。青森山田高校出身で、2011年に清水へ加入した。2016シーズンは鹿島へ期限付き移籍で加入。同年夏のリオデジャネイロ・オリンピックの日本代表にも選出され、1試合に出場した。鹿島ではヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)3試合の出場にとどまった。
期限付き移籍にあたり、櫛引は2016シーズンに所属した鹿島に対して以下のようにメッセージを寄せている。
「この一年は、これまでのサッカー人生において経験したことがないことで溢れていました。リオ五輪への出場、そしてリーグ優勝やクラブワールドカップ準優勝。このような経験をすればするほど、喜びの半面、ピッチで自分がゴールを守りたいという欲求は増すばかりでした。この貴重な経験を今後のサッカー人生に活かさなくてはいけないと思っています。一年間という短い期間でしたが、大変お世話になりました」
【リリース】#antlers 移籍期間満了に伴い、櫛引選手と今季の契約を結ばないこととなりました。
「この一年はこれまでのサッカー人生において経験したことがないことで溢れていました」。クシさん、ありがとう!
コメント全文などは:https://t.co/ErEMDhiPHZ pic.twitter.com/9xDvTnrnp4
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) January 5, 2017
そして所属元の清水には以下のようにコメントしている。
「まずは、J1復帰おめでとうございます。過去の例を見ても、1シーズンでのJ1復帰は簡単なことではなかったと思います。シーズン中はチームメイトの成長が外から見ていても分かりました。そんな中、自分もサッカー選手としてさらに成長するために、ファジアーノ岡山へ移籍することを決めました。清水エスパルスのファン、サポーターの皆さんから『櫛引、戻って来い!』と言っていただけるような選手になりたいと思いますので、これからも応援をお願いします」
加入する岡山には「清水エスパルスから加入することとなった櫛引政敏です。昨年1年間は鹿島アントラーズに在籍していました。エスパルス、アントラーズで得た経験をファジアーノ岡山のJ1昇格という目標のために活かしたいと思っています。また、選手として更に成長できると信じて移籍を決断しました。ファン、サポーターの皆さんと一緒に戦って、少しでもチームの勝利に貢献したいと思いますので、温かい応援のほどよろしくお願いします」と、抱負を語っている。
By サッカーキング編集部
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