1日の天皇杯決勝では優勝をたぐり寄せるゴールを決めたMFファブリシオ [写真]=Getty Images
鹿島アントラーズは6日、ポルティモネンセ(ポルトガル2部)から期限付き移籍していたMFファブリシオについて、2016シーズン限りでの契約満了に伴い今季の契約を結ばないと発表した。
ブラジル人のファブリシオは1990年3月28日生まれの26歳。ブラジル国内で2010年にデビューすると、2012年にはポルティモネンセに移籍した。昨年8月に鹿島に期限付き移籍で加入すると、明治安田生命J1リーグで8試合に出場し1得点をマーク。また、1日に行われた第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝では、延長前半に値千金の勝ち越しゴールを決めていた。
短い期間で鹿島を去ることとなったファブリシオだが、同クラブの公式HPに感謝のコメントを寄せている。
「アントラーズファミリーの皆さんには、心から感謝しています。私は、クラブへの敬意と謙虚さを胸に、どんな時も努力を怠らず鹿島のユニフォームに袖を通しました。このファミリーの一員として、タイトル獲得とともに友人や仲間を得られたことを誇りに思います。また、チームメイトやスタッフ、フロント、スポンサーの皆さんに感謝しています。そして、良い時も悪い時も、晴れの日も雨の日も、距離や時間に関わらず我々を応援してくれた素晴らしいサポーターにも感謝しています。日本では色々なことを学ぶことができましたし、私は皆さんを心から尊敬しています。鹿島アントラーズ、本当にありがとう!」
By サッカーキング編集部
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