横浜F・マリノスに所属していたGK榎本哲也の浦和レッズへの完全移籍が決定した。7日、両クラブが発表している。
現在33歳の榎本は、横浜FMユースから2002年にトップチームに昇格した。以来、同選手は15年間横浜FM一筋でプレー。2013年には明治安田生命J1リーグで33試合に出場し、優勝争いを演じるチームを後方から支えた。昨季はリーグ戦23試合に出場。通算ではJ1で238試合、ヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)で59試合、天皇杯全日本サッカー選手権大会で21試合に出場している。
プロ入り以来15年を過ごした横浜FMを退団するにあたって、榎本は同クラブの公式HPにコメントを発表。完全燃焼を誓った。
「小学校1年生でF・マリノスのスクールに入り、今年で27年目。F・マリノスでユニフォームを脱ぐことが、自分の夢であり、家族の願いでしたが、プロのサッカー選手として最後の最後まで選手としてやり切り、やり尽くしてから引退したいという思いからF・マリノスを離れるという決断をしました。これほど悩んだことは今までの人生でありませんでしたが、4歳から始めたサッカーで、絶対後悔はしたくなかったので、今回の決断に至りました。今まで自分を支えてくれた家族、チームメイト、クラブスタッフ、ファン・サポーターの皆さんには感謝の言葉しかありません。あと何年できるかわかりませんが、プロとして完全燃焼するため、最後まで全力を尽くします。本当に長い間、自分を支えて頂きありがとうございました」
【榎本哲也選手 浦和レッズへ完全移籍のお知らせ】
横浜F・マリノス所属の榎本哲也選⼿が、2017シーズンより浦和レッズへ完全移籍することが決まりましたのでお知らせいたします。https://t.co/EbXrSfoBB2#fmarinos pic.twitter.com/vW7ldAhwqK
— 横浜F・マリノス【公式𝕏】 (@prompt_fmarinos) January 7, 2017
また、同選手は新天地となる浦和の公式HPでもファン・サポーターに挨拶のメッセージを寄せた。
「はじめまして。横浜F・マリノスから移籍してきました榎本哲也です。このたび、浦和レッズからオファーをいただき、大変光栄です。チームの勝利に貢献できるよう全力を尽くしますので、よろしくお願いします」
横浜F・マリノスに所属しておりましたGK榎本哲也選手(33歳)が、完全移籍にて加入することで合意しましたので、お知らせいたします。 #urawareds #浦和レッズ https://t.co/tzCPuiwXkb pic.twitter.com/Ny1tiU6aLV
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) January 7, 2017