千葉退団が発表されたDF丹羽竜平(左)とFWエウトン(右) [写真]=Getty Images
ジェフユナイテッド千葉は10日、FWエウトンとDF丹羽竜平が期限付き移籍期間満了に伴い退団すると発表した。なお、丹羽については所属元であるサガン鳥栖も契約期間満了に伴い2017シーズンの契約を結ばないことを発表している。
エウトンは現在31歳。昨季からコリンチャンス(ブラジル)より期限付き移籍で千葉に加入していた。昨季の明治安田生命J2リーグでは34試合に出場して10得点をマークしたが、1年で同クラブを去ることになった。
同選手は退団にあたって千葉の公式HPにコメントを発表。ファン・サポーターに感謝の気持ちを述べている。
「ジェフの選手、スタッフ、チームに関わる全ての方々、そしてサポーターのみなさん。
常に暖かく見守り、支えていただいたこと、心から感謝しています。本当にありがとうございました」
「昨シーズン、みなさんと共に過ごした時間は、私にとって、かけがえのないものになりました。そして、日本サッカーを経験したことが、選手としても、これからさらに、自分を成長させてくれると信じています」
「私は、選手としては、チームを離れることになってしまいましたが、サポーターのみなさん、これからは、ジェフを愛し、応援する側の一人として、私を加えてください。ジェフに関わるすべての方々に、熱き抱擁を送ります」
一方、丹羽は現在30歳。2004年に横浜F・マリノスユースからヴィッセル神戸に加入してプロとしてのキャリアをスタートした。2007年から2年間はセレッソ大阪へ期限付き移籍。2009年に神戸へ復帰したものの出場機会を得られず、2010年より当時J2だったサガン鳥栖へ完全移籍した。2011年には同クラブのJ1昇格に貢献するなど主力として活躍していたが、2015年より出場機会を減らし、昨年6月より千葉へ期限付き移籍。千葉ではJ2で18試合に出場し1得点を記録していた。
半年での千葉退団となった丹羽だが、同クラブの公式HPでコメントを発表している。
「みなさんあけましておめでとうございます!ジェフ千葉を退団することになりました。半年間でしたが、いい経験させてもらいました!今年こそファン、サポーターの力でJ1にあげてください。陰ながら応援しています。みなさんありがとうございました!WIN BY ALL!」
また、同選手は7年間在籍した鳥栖を退団することも決まり、クラブ公式HPでメッセージを発表。同じく鳥栖を退団するMF金民友にならって、笑顔での別れを伝えている。
「お久しぶりです!今年でサガン鳥栖を離れることになりました!7年間サガン鳥栖でサッカーができたことを誇りに思います。サポーター、ファン、ボランティアの方、ベアスタの芝の管理の方、北部の芝の管理の方、いつも暑い時寒い時雨の日雪の日でもサガン鳥栖の丹羽竜平、家族をサポートしていただきありがとうございました!」
「辛い時にベアスタに響き渡る声!!90分を過ぎても走り続ける事ができました!絶対に忘れません。日本一のスタジアム、サポーターだと僕は思います。鳥栖を離れますが泣かないでくださいね~!!泣くのはサガン鳥栖がタイトルを取った時です!!ベアスタで会えるのを楽しみにしています!」
「本音はまたサガンブルーのユニフォームを着たい気持ちもありました。ミヌキャプテンを見習ってSmileでお別れしたいと思います。今までありがとうございました!」
By サッカーキング編集部
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