浦和に新加入した7名の選手が出席した
浦和レッズの新体制発表記者会見が11日に埼玉スタジアム2002で行われ、山道守彦強化部長と新加入選手7名が会見に臨んだ。
2006年以来のリーグ制覇を目指す浦和は、横浜F・マリノスからGK榎本哲也、アビスパ福岡からDF田村友、湘南ベルマーレからMF菊池大介、アルビレックス新潟からFWラファエル シルバ、ジェフユナイテッド千葉からFWオナイウ阿道の5選手を獲得。さらに、千葉からMF長澤和輝、ファジアーノ岡山からリオ五輪日本代表にも選出されたMF矢島慎也の2選手が復帰した。
プロキャリア16年目にして初めての移籍を決断した榎本は、「浦和レッズからオファーをいただいて、大変光栄に思います。チームのために全力を尽くしたいと思いますので、よろしくお願いします」と語った。背番号25を選んだことについて聞かれると、「尊敬している中村俊輔選手(ジュビロ磐田)が着けていた番号なので、25番にしました」と、その理由を明かした。
福岡からの期限付き移籍で加入した田村は、「歴史あるチームからオファーをいただけたことを感謝しています」とコメント。湘南で10番を背負った菊池は、「加入することができて光栄ですし、嬉しく思います。しっかりと自分自身が成長をして、結果を残せるように頑張っていきたい」と決意を語った。
「浦和レッズの一員になれたことは、とても名誉なことだと思っています」と話したのは、新潟で昨季11得点を挙げたラファエル シルバ。自身のストロングポイントについては、「スピードを生かした個人での打開は一つの強みだと思っています。自分の持ち味をしっかりとチームのために出していきたい」と語った。また、同じくFWのオナイウ阿道は、「小さい頃からお世話になった方々に応援していただけるという意味でも、ここで活躍して恩返しがしたいという気持ちは強いです」と述べ、出身地である埼玉県を本拠地とする浦和レッズに加入した経緯を話した。
今季、自身にとって初のJ1となる長澤は、「ドイツから帰ってくる際に、浦和レッズにはお世話になりました。こういった形で戻ってきたので、チームの勝利、個人の成長につなげていけるように頑張っていきたい」とコメント。同じく復帰組の矢島は、「1日1日を大切にして頑張っていきたいと思います」と、それぞれを意気込みを語っている。
By サッカーキング編集部
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