佐藤寿人が名古屋の新主将に就任「新しいグランパスをチーム全員で」

佐藤

15日に行われた新体制発表記者会見に出席した佐藤寿人

 名古屋グランパスは21日、2017シーズンのキャプテンにFW佐藤寿人、副キャプテンにGK楢崎正剛、FW玉田圭司、MF小林裕紀、MF八反田康平が就任すると発表した。

 佐藤は今季サンフレッチェ広島から名古屋に加入したばかりだが、いきなりの大役となった。キャプテン就任にあたって、同選手はコメントを発表している。

「新生名古屋グランパスのキャプテンに任命していただき本当に光栄に思います。そして、同時に強い責任も感じています。生まれ変わった新しいグランパスをチーム全員の力で作り上げていきたいですし、一選手としては、ピッチ上で結果を出すことでみんなを引っ張って行きたいと思います。長丁場のリーグ戦となるJ2は、色々な状況が訪れると思うので、 絶対にチーム全員の力が必要です。どんな状況になっても一人も欠けることのないチームを、風間監督のもと、手を取りあって作っていきたいと思います」

 また、引き続き副キャプテンを務める楢崎は「副キャプテンとして、キャプテンをしっかりとバックアップしていきたいと思います。在籍年数としては僕が最も長いので、高い目標と強い責任感を持ち、チームのために 日々取り組んでいきたいと思います。33人の選手が一丸となり、一つの目標に向かって努力するために、自分の出来ることを精一杯頑張りたいと思います」とコメントを発表。佐藤を支えることを誓っている。

 3年ぶりの名古屋復帰で副キャプテンを務める玉田は、「副キャプテンだからといって、自分のやるべきことは変わらないと思っています。プレーはもちろん、自分の経験含め、自分ができることをしっかりとチームに還元していき、J1復帰という大きな目標を達成するために良い雰囲気をつくっていきたいと思っています」とコメント。これまでの経験でチームを引っ張っていく。

 また、昨季はアルビレックス新潟で主将を務めた小林は「副キャプテンだからということより、まずは個人的にしっかりとプレーすること、それでいてチームを広く見ながら、キャプテンの寿人さんを支えられるように頑張りたいです。気負い過ぎることなく、しっかりと自分を出していきたいと思います」と、清水エスパルスから新加入の八反田は「これまでキャプテンや副キャプテンに任命されたことがなかったので驚きましたが、 気負うことなく、寿人キャプテンを支えたいと思います。そして、副キャプテンの中では僕が一番若いので、特に若い選手に寄り添い、チームの一体感を生み出せるよう一年間全うしたいと思います」とそれぞれ意気込みを見せている。

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