テネリフェへの移籍が発表された柴崎岳 [写真]=Getty Images
鹿島アントラーズは2月1日、MF柴崎岳がスペイン2部のテネリフェへ完全移籍することを発表した。
ヨーロッパ移籍期限最終日だった1月31日の深夜、テネリフェは柴崎の獲得を発表。ラス・パルマス(スペイン1部)への移籍が有力視されていた中、急転直下での移籍決定だった。
スペインのテネリフェに完全移籍した柴崎選手から皆さんへ:
「いつも自分を応援してくださったサポーターの皆さまには、心から感謝しています」
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— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) February 1, 2017
柴崎はクラブを通じて以下のようにコメントした。
「Jリーグ、リーグカップ、そして天皇杯と、鹿島アントラーズで国内全てのタイトルを手にできたことは、本当に素晴らしい経験でした。その過程において、チームメイト、コーチングスタッフ、そしてフロントの方たちとともに戦えたことを誇りに思います。また、いつも自分を応援してくださったサポーターの皆さまには、心から感謝しています」
「自分のキャリアにおいて、これから重要な挑戦が始まります。そして、その挑戦を支えるのは、ピッチに立ちたい、ボールに触れたいというフットボールに対する純粋な想いです。どのような状況においてもこの競技と真摯に向き合い、フットボールを楽しむ心を表現し続けたいと思います。本当のところは、プロとしての一歩を踏み出したカシマスタジアムで最後にご挨拶をしたかったのですが、様々な理由からそれはできませんでした。またいつか、最高の形で皆さんと再会できることを願っています。今まで本当にありがとうございました」
現在24歳の柴崎は、青森山田高卒業後の2011年に鹿島へ加入。同年4月のアビスパ福岡戦でJリーグデビューを果たすと、ルーキーイヤーはリーグ戦13試合への出場を果たした。翌シーズンからはレギュラーとして活躍した柴崎。2012年シーズンはベストヤングプレーヤー賞を受賞し、2013年と2014年にはリーグ戦全試合でプレーした。
2016明治安田生命J1リーグでは31試合に出場して3ゴールを記録。明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップでも奮闘した柴崎は、鹿島のリーグタイトル獲得に貢献した。さらに、12月18日に行われたFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016決勝のレアル・マドリード戦では2ゴールを決め、世界に衝撃を与えた。
By サッカーキング編集部
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