横浜FM残留が決まった齋藤学 [写真]=Getty Images
横浜F・マリノスは8日、日本代表MF齋藤学と2017年度の契約を更新したことを発表した。なお背番号が「10」に変更となることも併せて発表された。
横浜FMは2017シーズンを前に、元日本代表MF中村俊輔がジュビロ磐田へ、GK榎本哲也が浦和レッズへ、MF兵藤慎剛が北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍で加入することが決定。契約満了が決まっていたDF小林祐三もサガン鳥栖へ移籍するなど、多くの選手たちがクラブを離れた。齋藤については、1月15日に行われた新体制発表会終了時点で、2016シーズンの登録選手(2種登録を除く)において契約更新や他クラブへの移籍が発表されていない唯一の選手となっていた。同クラブは1月31日から宮崎キャンプを実施中で、齋藤も参加している。
齋藤は1990年生まれの26歳。横浜FMの下部組織出身で、2008年に2種登録選手としてトップチームに名を連ねた。翌2009年にトップチームへ昇格。2011年には愛媛FCへの期限付き移籍を経験し、チームの中心選手として活躍した。翌2012年に横浜FMへ復帰すると、同年のロンドン・オリンピックにも出場。2013年7月には日本代表に初招集され、東アジアカップで初ゴールも記録している。
そして2014年、出場機会は得られなかったものの、ブラジル・ワールドカップの日本代表メンバーに選出。2016年にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任後初めて、代表に招集された。2016シーズンは明治安田生命J1リーグで33試合出場10ゴール、ヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)で4試合出場1ゴール、天皇杯で4試合出場1ゴールを記録。リーグ戦で自身初となる二桁ゴールを記録し、初めてベストイレブンに選出された。
横浜F・マリノス所属の齋藤学選手が、2017年度の契約を更新いたしましたので、お知らせいたします。なお、今シーズンより背番号が10番に変更となりますことも併せてお知らせいたします。https://t.co/ms5me5nP6z#fmarinos pic.twitter.com/IkFHuyyMDJ
— 横浜F・マリノス【公式𝕏】 (@prompt_fmarinos) February 8, 2017
By サッカーキング編集部
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