2017 JリーグDAZNニューイヤーカップの鹿児島ラウンド第2戦が8日に行われ、ギラヴァンツ北九州(J3)とジュビロ磐田(J1)が対戦した。
北九州と磐田のほか、ロアッソ熊本(J2)と鹿児島ユナイテッドFC(J3)が参加している鹿児島ラウンド。8日の第1試合を終えて、1勝1分けの鹿児島が勝ち点「4」で首位に立っている。
8日の第1戦で鹿児島と1-1で引き分けた北九州は、GK山岸範宏や花井聖、水永翔馬、小松塁らが先発出場。一方、第1戦では熊本と1-1のドローに終わった磐田は、GK三浦龍輝、ルーキーのMF針谷岳晃、2年目のFW小川航基らが先発メンバーに名を連ねた。第1戦では先発出場した中村俊輔はベンチ外だった。
立ち上がりから、攻勢をかけたのは磐田だった。17分、櫻内渚が右CKからヘディングシュートでゴールを脅かすと、21分には小川航がペナルティーエリア右手前でパスを受け、鋭い反転から右足を一閃。強烈なシュートはGK山岸に阻まれた。22分には右サイド深くまで突破した太田吉彰のクロスから針谷がボレーを放ったが、枠を捉えることはできなかった。
チャンスを活かせずにいた磐田だが、42分に均衡を破る。縦パスを受けた小川航が相手DFを背負いながらポストプレー。ワンタッチで後方へ落とすと、走り込んでいた荒木大吾のシュートが相手DFに当たり、GK山岸の手を弾いてゴールに吸い込まれた。前半は1-0で終了した。
後半は拮抗した展開となった。1点を追う北九州はなかなか前線でボールが収まらず、70分には小松に代えて池元友樹をピッチへ送り出す。対する磐田は74分、2018シーズンの加入がすでに内定している中野誠也(筑波大学在学中)、新外国籍選手のムサエフを投入した。
終盤は互いに選手交代を繰り返し、様々な組み合わせをテストしながら時計の針を進めていく。北九州は87分からセットプレーが続き、ゴールを脅かしたものの、磐田は最後まで1点を守り切った。
試合は1-0で終了。磐田が完封勝利を収め、1勝1分けの勝ち点「4」で鹿児島と並んで首位に立った。第3戦は11日に行われ、磐田は勝ち点で並ぶ鹿児島と対戦。一方の北九州は熊本と対戦する。
【得点者】
0-1 42分 荒木大吾(ジュビロ磐田)
By サッカーキング編集部
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