3月のアルガルベ杯で活躍した横山(左) [写真]=Getty Images
AC長野パルセイロ・レディースは1日、FW横山久美が女子ブンデスリーガ1部のフランクフルトへ期限付き移籍することを発表した。
移籍の期間は2017年7月1日から2018年6月30日までとなっており、長野での最終出場試合は、なでしこリーグカップ第5節のアルビレックス新潟レディース戦の予定。同選手はチームの公式HP上でコメントを発表している。
「この度、海外移籍をすることになりました。シーズン途中ながら背中を押してくれた本田監督、スタッフの皆様、チームメイトには感謝の言葉しかありません」。
「パルセイロに移籍以来、3年半本当に色々な事がありました。当初は、なでしこ2部リーグでしたが、パルセイロに移籍してきたことにより、沢山の個性豊かなチームメイトと出会うことができ、毎日楽しくサッカーをやれたこと、そして、南長野に最高のスタジアムが完成し、最高のサポーターの皆さんがいたからこそ、ここまで来られたのだと確信しています。長野に来た当時の自分を知っている人からしたら、とても考えられない今の自分がいます」。
「また、2年間勤務させて頂いた長野信用金庫様では、多くの社会での常識や人との繋がりの大切さなどを教えて頂きました。色々と話をしたらキリが有りませんが、とにかくこのような道を開くことが出来たのは本田監督なくしてはありえません。普段はこんなこと言えませんが、ここまで成長させて頂き本当に有難うございました。そして長野パルセイロのサポーターの皆さん、皆さんは日本一のサポーターです。これからもずっと日本一でいて下さい」。
「応援してくださった全ての皆さん、本当に本当に有難うございました!心から感謝しています。ここで一旦、長野を離れますが、これからもずっとパルセイロ・レディースと共に横山久美への応援もよろしくお願いします! 最後に、チームメイトのみんなありがとう!」。
現在23歳の横山は、2014年から長野でプレー。今季の2017プレナスなでしこリーグ1部では、5試合に出場し2得点を挙げている。2015年にはリーグ2部で長野を初優勝に導き、1部昇格に貢献。昨季のリーグ戦では16得点を挙げ、リーグ年間表彰では敢闘賞とベストイレブンに選ばれた。
2015年3月には日本女子代表(なでしこジャパン)で初出場を果たし、今年3月のFPFアルガルベカップ2017では4試合で4得点を決めていた。
By サッカーキング編集部
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