呂比須ワグナー氏がJリーグで指揮？　ブラジル2部クラブの監督を退任

　パラナ（ブラジル2部）が5日、監督を務めていた元日本代表FW呂比須ワグナー氏の退任を発表した。

O técnico Wagner Lopes recebeu uma proposta do exterior e não é mais o treinador paranista. Obrigado pelo bom legado, Wagner.

— Paraná Clube (@ParanaClube) May 5, 2017

　かつて柏レイソルやベルマーレ平塚（現・湘南ベルマーレ）などでプレーした呂比須氏は、2012年よりガンバ大阪の監督に就任することが内定していた。ところが、指導者資格の問題で監督就任が取り消しに。結局、カルロス・セホーン氏が監督に就任し、自身はヘッドコーチの座に就いた。だが、開幕後の不振によって同年3月末にセホーン氏とともに解任され、その後はブラジル国内の複数クラブで指揮を執っていた。

　パラナのクラブ公式ツイッターは、呂比須氏の退任の理由として「海外からオファーが届いた」ことを挙げている。これについて、ブラジルメディア『GazetaEsportiva』は「日本のサッカーチームからオファーがある」と報道。Jリーグクラブの指揮官就任を伝えている。具体的なクラブ名は明らかにされていない。

　一度は幻となった同氏のJリーグでの監督就任だが、今回は現実となるだろうか。