2017明治安田生命J1リーグ第14節が4日に行われ、北海道コンサドーレ札幌とヴィッセル神戸が対戦した。
試合は開始直後に動きを見せる。3分、北海道コンサドーレ札幌は左CKを獲得すると、福森晃斗のキックに都倉賢が頭で折り返し、ジュリーニョが合わせてゴール。札幌が幸先よく先制に成功した。追いかける神戸は前半アディショナルタイムの47分、神戸の大森晃太郎が左サイドから精度の高いクロスを上げる。すると、ピンポイントで小川慶治朗が頭に合わせてゴール左に決め、同点に追いついた。前半は1-1で折り返す。
後半は両チームともに勝ち越し点を目指して攻め合う展開。札幌は福森、都倉を、神戸はニウトン、小川を中心にそれぞれチャンスシーンを作り出す。しかし、お互いゴールネットを揺らすことができずに試合終盤を迎える。試合終了のホイッスルが近づいた90分、神戸は相手のクリアが中途半端になったところを繋ぎ、ニウトンがペナルティエリア手前中央から強烈なミドルシュートを放つ。ボールはゴール左に突きささり神戸が土壇場で逆転を果たした。札幌はアディショナルタイム攻め込むものの、試合は2-1でタイムアップを迎えた。札幌はリーグ戦4試合勝ち星なし、一方の神戸はリーグ戦3試合ぶりの白星を獲得した。
次節、札幌は鹿島アントラーズとアウェイで、神戸はガンバ大阪とホームで対戦する。
【スコア】
北海道コンサドーレ札幌 1-2 ヴィッセル神戸
【得点者】
1-0 3分 ジュリーニョ(札幌)
1-1 47分 小川慶治朗(神戸)
1-2 90分 ニウトン(神戸)