前半戦は鹿島が首位で折り返した [写真]=Getty Images for DAZN
開幕ダッシュに成功したヴィッセル神戸、圧倒的な攻撃力を見せつけた浦和レッズ、8連勝を達成した柏レイソル、昇格組ながら躍進を果たしたセレッソ大阪、そして見事首位ターンを決めた鹿島アントラーズ。さまざまなトピックスのあった明治安田生命J1リーグ前半戦が終了し、今週末から後半戦が始まる。
J1リーグ前半戦を写真とデータとともに振り返ってみよう。
最多勝利チーム:鹿島アントラーズ
開幕戦で黒星を喫したものの、そこから4連勝を達成。セレッソ大阪、ジュビロ磐田など一時はホームで勝てない時期も続いたが、前半戦アウェイ全勝というクラブ記録を樹立した。5月末にはクラブに数々の栄光をもたらした石井正忠監督が退任。しかし、ヘッドコーチから昇格した大岩剛新監督のもと、チームは現在5連勝中と息を吹き返している。12勝0分け5敗で前半戦首位ターンに成功した。
最多得点チーム:浦和レッズ
前半戦だけで通算41得点を記録。1試合平均に換算すると、2.4点という高い数値となる。なお、総得点数2位のセレッソ大阪は33得点で、大きく差をつけた。得点ランキングトップに立つ興梠慎三(12得点)、李忠成(3得点)、武藤雄樹(5得点)の“KLM”に加え、今季アルビレックス新潟から加入したラファエル・シルバが早々にチームにフィットし、ここまで6得点を記録。第6節のベガルタ仙台戦ではクラブレコードに並ぶ7得点を奪い、大勝を収めた。
最小失点チーム:横浜F・マリノス
1試合平均1失点を割ったのは横浜F・マリノス(14失点)、セレッソ大阪(15失点)、川崎フロンターレ(15失点)、ジュビロ磐田(15失点)、ガンバ大阪(16失点)の5クラブ。J1新記録となる140試合連続フル出場を果たした中澤佑二を中心に、新加入のミロシュ・デゲネク、ベテランDF栗原勇蔵、若いパク・ジョンスなど、多くの選手が堅守を支えた。チームも終盤戦5連勝を達成し、前半戦を6位で折り返している。
最多得点選手:興梠慎三(浦和レッズ)
ここまで全17試合に先発出場し、12得点を記録。第2節のセレッソ大阪戦で今季初得点をマークすると、7-0で大勝した第6節のベガルタ仙台戦では前半だけでハットトリックを達成した。結果は3-3のドローに終わったものの、第12節の清水エスパルス戦で今季2度目のハットトリックを成し遂げている。なお、自己最多得点は昨季に記録した14得点となっており、記録更新の可能性も高い。
最多アシスト選手:小林悠
今季から中村憲剛の後を継ぎ、キャプテンに就任した。前半戦は全17試合に出場し、8得点7アシストとチームを牽引している。特に今季ガンバ大阪から新加入の阿部浩之とは好連携を披露しており、ここまで互いに8得点を記録。川崎の新ホットラインになりつつある。
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By サッカーキング編集部
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