平均90%と高いスタジアム収容率を記録した [写真]=Getty Images for DAZN
5日に行われた明治安田生命J1リーグ第13節の未消化分。
AFCチャンピオンズリーグに出場していたチーム同士の対戦によって、今季のJ1はちょうど前半戦が終了となった。
これまでに行われた153試合で記録された総観客動員数は286万1177人。
しかし、スタジアムの大きさはチームによって異なるため「観客動員数が少ない=人気がない」、あるいは「観客動員数が多い=人気がある」とは必ずしも言い切れない。
そこで今回は、ここまでJ1における1試合平均の「スタジアム収容率」を調べてみる。
スタジアム収容率とは、そのスタジアムが収容可能な人数に対する実際に動員した観客数の割合。その平均値を調べ、ランキング形式で並べてみることにしよう。
※小数点3位を四捨五入
※複数のホームスタジアムを使用しているチームは、それぞれのスタジアムでの収容率の平均値を算出
※スタジアムのキャパシティはJリーグ公式サイトを、観客動員数はJリーグデータサイトを参照
18位:サンフレッチェ広島(36.66%)
17位:北海道コンサドーレ札幌(41.30%)
16位:鹿島アントラーズ(47.65%)
15位:横浜F・マリノス(48.86%) ※日産スタジアムとニッパツ三ツ沢球技場を併用
14位:FC東京(54.26%)
13位:アルビレックス新潟(56.75%)
12位:サガン鳥栖(57.64%)
11位:浦和レッズ(57.51%)
10位:ガンバ大阪(57.01%)
9位:ヴァンフォーレ甲府(66.55%)
8位:ヴィッセル神戸(70.20%)
7位:セレッソ大阪(71.74%) ※ヤンマースタジアム長居とキンチョウスタジアムを併用
6位:清水エスパルス(72.73%)
5位:大宮アルディージャ(73.45%)
4位:ベガルタ仙台(74.53%)
3位:柏レイソル(77.87%)
2位:川崎フロンターレ(78.93%)
1位:ジュビロ磐田(88.90%) ※ヤマハスタジアムとエコパスタジアムを併用
新潟、横浜FM、浦和は観客動員数では上位だが、スタジアムの大きさから収容率ではボトムハーフに。
一方、スタジアムのキャパシティは15,165人ほどではあるが、平均で90%近い収容率をマークした磐田が首位に立った(清水戦ではエコパスタジアムを使用)。
また、川崎のホームである等々力陸上競技場は26,827人収容と中規模のスタジアムであるが、それでも2位となる78.93%の収容率を記録しているのは立派である。
なお、全153試合の中で最も高い収容率をマークしたのは、第2節の磐田対仙台戦。
ヤマハスタジアムでのホーム開幕戦には14,554人が押し寄せ、収容率は95.97%であった。
(記事提供/Qoly)
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