名古屋の風間八宏監督。試合後の会見ではミスを悔やんだ [写真]=三浦彩乃
名古屋グランパスは11日、2017明治安田生命J2リーグ第41節でジェフユナイテッド千葉と対戦し、0-3と完敗を喫した。試合後、風間八宏監督が記者会見に出席した。
勝てば暫定2位に浮上する一方、負ければ自動昇格が遠のくという状況で迎えた一戦。名古屋はスコアレスで迎えた54分に先制点を許すと、63分にもミスからゴールを奪われる。さらに直後の65分にもミス絡みで失点し、大事なゲームで痛恨の黒星を喫した。
風間監督は徐々にペースを握りかけた中でのミスと失点を悔やんだ。
「すごく拮抗した試合で、前半は選手たちが段々慣れてきた。それから後半は自分たちがチャンスを作りかけていたところでミスが出てしまった。その後は、決めるところを決められなかった。まだまだ改善の余地があると感じました」
なかなかパスをつなぐことができない状況で、「パスを3本もつなぐ必要はない。そこを1本、2本にする。それからタイミングを少し変えることで、もっと破れたはずなんです」と考えた指揮官は、それを「ハーフタイムに言った」という。ところが、「それでリズムが良くなってきたかなという時に、失点してしまった」。改めて「そこは痛かったです」と悔しさを露わにした風間監督は、改善に向けた意気込みを述べた。
「我々のサッカーは自分たちの形だけでやっているわけではない。そういう意味で自分たちがしっかりボールを持つというのは、相手を見ながらサッカーができるということですから、しっかりそこのところをもう一回ね。何を見るか、どこを見るか、ということに関して、またこれからしっかり練習していきたいと思います」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト