2017明治安田生命J1リーグ第34節が2日に行われ、ジュビロ磐田と鹿島アントラーズが対戦した。
磐田は櫻内渚が出場停止。小川大貴が2試合ぶりのスタメンとなった。勝てば連覇が決まる鹿島は前節と同じ11名。土居聖真と金崎夢生の2トップで臨む。
開始14分、鹿島にアクシデントが発生する。西大伍がアダイウトンとのマッチアップの際に右足を負傷。プレー続行不可能となり、伊東幸敏との交代を余儀なくされた。磐田は27分に中村俊輔が得意の直接FKで狙うも、わずかに枠の上。対する鹿島は前半終了間際の44分、CKから植田直通がゴールネットを揺らしたが、エリア内でのファールの判定でゴールは認められず。前半はスコアレスで終了した。
磐田は後半開始から宮崎智彦に代えて上原力也を投入する。鹿島は51分に遠藤康のクロスに金崎がダイレクトシュート。80分にはカウンターからレアンドロがゴールに迫ったが、シュートは惜しくも枠を外れた。さらに鈴木優磨、ペドロ・ジュニオールを送り出し、得点を狙いに行ったがJ1最小失点を誇る磐田守備陣を最後まで崩すことができず、試合は0-0で終了。
他会場で行なわれた川崎フロンターレ対大宮アルディージャの一戦で、川崎が5-0と快勝した。この結果、両チームが勝ち点「72」で並んだものの、得失点差で川崎がJ1初優勝。鹿島はJ1連覇を逃した。
【スコア】
ジュビロ磐田 0-0 鹿島アントラーズ