徳島、期限付き加入2選手が“残留” 梶川が完全移籍、杉本はレンタル延長

梶川、杉本

徳島が梶川(左)の完全移籍加入と杉本(右)の期限付き移籍期間延長を発表した [写真]=Getty Images

 徳島ヴォルティスは26日、湘南ベルマーレから期限付き移籍で加入していたGK梶川裕嗣が完全移籍で加入することを発表した。また、鹿島アントラーズより期限付き移籍していたMF杉本太郎について、期限付き移籍期間を2019年1月31日まで延長したことも併せて発表している。

 梶川は1991年生まれの26歳。同選手は2014年に東海学園大学から湘南へ加入し、プロキャリアをスタートさせた。2016明治安田生命J1リーグで2試合に出場すると、今季は徳島へ期限付き移籍。J2リーグ戦14試合でゴールマウスを守った。

 梶川は湘南のクラブ公式HPにコメントを寄せ、ファン・サポーターへの感謝を綴っている。

「徳島ヴォルティスに完全移籍することになりました。湘南ベルマーレに在籍させてもらった3年間ではなかなか試合に出場できず、チームに貢献することができませんでした。ただそんな僕にも、たくさんの方々が声援を送ってくださり本当に感謝しています。J1のステージで湘南ベルマーレと戦えるよう、今まで以上に、真摯に、謙虚に取り組み、成長した姿を、BMWスタジアムのピッチで見せられるように頑張りたいと思います。3年間ありがとうございました」

 また、同選手は徳島のクラブ公式HPでもコメントを発表。今後への意気込みを語った。

「完全移籍で加入することとなりました梶川です。今年は、J1昇格という目標に貢献できずに非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、完全移籍というかたちでもう一度このチームでプレーをさせてもらえるチャンスをもらえたので、来年こそはJ1昇格という目標に貢献したいと思っています。自分の覚悟をピッチで表現できるように、日々真摯に謙虚に取り組んでいきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」

 一方、鹿島からのレンタル延長が決まった杉本は1996年2月生まれの現在21歳。プロ4年目の今季は、徳島でJ2リーグ戦41試合出場6得点の活躍を見せた。

 杉本は所属元である鹿島のクラブ公式HPで「来シーズンも徳島ヴォルティスでプレーすることになりました。自分自身がより成長出来るよう、また1シーズン全力で取り組んできます。引き続き応援よろしくお願いします」とコメント。さらなる成長を誓っている。

 また、同選手は徳島のクラブ公式HPでもコメントを発表。「来シーズンも徳島ヴォルティスでプレーすることを決めました。J1昇格という目標に向けて、自分の持てる力をすべて発揮し、全力で戦っていきます。来シーズンも応援よろしくお願いします」と意気込みを綴った。

 徳島は2017明治安田生命J2リーグ全日程を終え、18勝13分け11敗の勝ち点「67」で7位。来季もJ2の舞台で戦うことが決まっている。

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